リアル連携事業

熊本県阿蘇郡小国町「山のいぶき」を訪ねる

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決めていたこと

高村さんは牛乳を独自で販売するに当たり、決めていたことがありました。

・相手が誰であれ、価格は一定に定める
・営業は生産者自ら行う
・売り場での対応も生産者自ら行う

の3点です。

徹底した対面販売は自信の表れでもあり、ともすれば栄養品として評価される牛乳を「嗜好品として楽しんでもらう」ための方針でした。

自分の理想を追求するためには、「日本一売り場に立つ生産者」になり、「とにかく飲んでもらう」ことが一番重要であると考えたのです。

そして、理想の追求は次の段階へと進むのでした。

 

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素人だからこそ

2009年5月、多くの人たちの力を借りてついに自社工場が建設されました。しかし高村さんの工場で生産される乳製品のラインナップは、決して多いほうだとは言えません。

高村さんは「牛乳の生産はプロだけど、それ以外は素人。素人だから簡単に様々な商品に手を出せない。」と仰っていました。

ブランドを守るためにも、安易な商品開発をせずに同じような志を持つような人と一つ一つ仕事をしていきたい。その思いが、一つ一つの商品のクオリティーにつながっています。

特に、プリンやミルクコンフィチュールの開発を行ってきたパートナーであるパティシエ・吉村類さんの存在が大きいそうです。

お互い妥協をしない性格で、半年にわたるプリンの開発は、酪農家としての牛乳への自信と、パティシエの技術のせめぎ合いだったそうです。結果、質素な包装ながら牛乳の濃厚な味わいを失わない、プリンとしてその味を昇華させているすばらしい一品が完成しました。

 

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地元の人に認めてもらう

温泉と言えば、湯上がりのコーヒー牛乳は欠かせません。

そこで、地元の方々と一緒にコーヒー牛乳を開発することになった高村さんですが、引き受けてみると、その大変さに直面します。

味の要求が個人毎に千差万別でなかなか意見の統一ができないのでした。地元の方々に何回もの試飲をお願いし、コーヒー部分は吉村さんからの推薦をいただき、誕生したのが「黒川温泉湯上がりカフェオレ」です。

牛乳が90%以上という割合のカフェオレはさっぱりとした後味で湯上がりの体には最適です。

「地元の人とようやく一緒に仕事ができたという思いで、自社のブランド名『山吹色』をつけてないんです。」

自分一人だけではなく、地元・黒川温泉の方々を含め盛り上げていきたい。高村さんの思いがひしひしと伝わってきます。

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