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広島県竹原市 「藤井酒造」を訪ねる

 

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安芸の小京都・竹原

広島駅より呉線で約90分、穏やかな瀬戸内海の景観を眺めているうちに竹原駅に到着です。

 

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今回訪問する「藤井酒造・酒蔵交流館」は、竹原駅より徒歩で15分ほど歩いた「竹原市重要伝統的建造物群保存地区」にあります。
竹原の歴史は古く、平安時代に京都下鴨神社の荘園(大規模私有地)として栄えた記録が残り、戦国時代には毛利元就の三男であり、豊臣政権の五大老である小早川隆景(たかかげ)が幼少期を過ごした地として歴史に登場します。

 

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江戸時代には、大規模な干拓により、塩田として赤穂(あこう)に次ぐ名産地として発展しました。北前船などで日本各地に流通し、財を成した商家の家屋を中心に、現在の町並みへとつながっています。
その町並みの特徴は、個別の家屋が残るのではなく、街の一角がそのまま江戸~明治時代の建築で残っている点です。そして、その光景の中で、変わらず生活が営まれているという点です。

 

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現代の生活と古い町並みが共存している竹原の町並みの中、人が仕事をする場として「藤井酒造」は町並みに溶け込んでいます。

 

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夕闇の迫る竹原の町並みの中、「藤井酒造・酒蔵交流館」に到着すると五代目蔵元の藤井善文さんに出迎えていただきました。

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