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山形・佐藤屋の乃し梅

 

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ミニ新幹線「つばさ」で山形へ

梅の果肉をふんだんに使った「乃し梅」をご存知でしょうか。

本物の竹の皮に挟まれた、つるんとした食感が楽しいお菓子で、山形県ではその名を知らぬ人はいないというほど、古くから親しまれています。

「和菓子は苦手」という人や、「高級感があって手を出しにくい」という方でも親しめる「乃し梅」。このお菓子を生んだ佐藤屋本店は、山形県山形市内にあります。

山形県への移動は、新幹線「つばさ」が便利です。「つばさ」は東京と山形の間を結び、福島駅まではほとんどの場合、「Maxやまびこ」とつながって運転しています。

つながって走るとはいっても「つばさ」と「やまびこ」の車両間の移動はできないので、乗り間違えないようにしましょう。

 

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風景に溶け込んだ昭和の店舗

JR山形駅の改札口から右(東口方面)に出ると、駅から大通りが伸びているのが目に入ります。

これに沿って5~6分歩くと、やがて右手にキャッスルホテルのある交差点に着きます。

この交差点を右折し、3分ほど歩けば趣のある佐藤屋本店が見えてきます。

昭和初期に建てられた木造の店舗はすっかり街に溶け込んでいるので、見過ごしてしまわないようにしましょう。

 

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乃し梅はすべてこのお店から

「うちの商品はすべて、この店舗兼自宅兼工場で作っています。」と話すのは、佐藤屋の常務取締役・佐藤慎太郎さん 。

いずれは同店の8代目を継ぐ方で、「乃し梅」をはじめとする同店の製品の味を広く知ってもらおうと、ネットを活用するなど新たな試みをされています。

「製造過程を見学に来る人たちは、別に巨大な工場で作っていると思っているようで、うちを見て驚かれます」という くらい小さなスペースで生産されている「乃し梅」は、どのように生まれたのでしょうか。

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