コロカ事業
酢飲 博多あまおう
- 店舗レポート
フルーツビネガー「酢飲 博多あまおう」
最近はこうした米でつくる酢だけでなく、果物を発酵させてつくるフルーツビネガーも人気です。使用する果物にもこだわっていて、福岡ならではの大粒で甘いイチゴ「あまおう」を使って食前酢「酢飲 博多あまおう」をつくっています。今回コロカの対象商品となるのも、こちらの商品。それ以外にも、リンゴ酢や赤ぶどう酢など、果物そのものを発酵させるものがあり、美容と健康にいい酢のドリンクとしてはお勧めです。
英語で酢を意味する「ビネガー(vinegar)」の語源は、vine(ブドウ)とnegar(酸っぱいもの)。つまりブドウを発酵させたワインビネガーのこと。素材は違っていても、同じようにお酒から酢が生まれたのです。お酒にできるものは酢にできる、と現在トマトや桃などでも試作中です。
料理に使ってほしい
「最近酢は体にいいと評判で、飲む酢も多いのですが、本来は料理を美味しくするための調味料です。酸っぱいものを我慢して飲むのではなく、やはり料理に使って美味しく食べてほしい。その結果健康になるのが一番です」と話す高橋さん。
そのためには、時代に合った酢の料理を開拓し、そのレシピを広めていかなければなりません。そこで庄分酢では、酢をつかった料理を食べてもらおうと、店の2階でビネガー料理のレストランもやっています。
ビネガーレストラン
「酢 Ristorante SHOUBUN」(火・水定休)は、築250年の建物の雰囲気がフルに活かされた素敵な食堂で、11:30~14:30のランチタイムには、食前酢、前菜、メイン、お寿司、デザートといったコースの「ビネガーランチ」を楽しめます。ランチの後もカフェとして開いているので、庄分酢を訪れる際にはぜひ寄ってみてください。
また車で1時間ほど離れた場所には「時季(とき)のくら」という別のレストランもあり、こちらの方がメニューは豊富です。若い人に人気なのが「くろ酢カレー」。カレーの香辛料に酢の酸味が加わると、味に深みが出て美味しいのだそう。そのほかランチメニューは多様です。
酢本来の味や良さを知ってもらう機会を増やして、自宅でも酢を愛用してもらうこと。庄分酢は、そんな願いを込めて美味しい酢づくりと、酢の楽しみ方を提案し続けています。