コロカ事業
大江ノ郷自然牧場のスイーツ
- 店舗レポート
緑に囲まれた山間のコロカ店
今回目指すのは、鳥取県の山間(やまあい)にあるスイーツのお店「大江ノ郷自然牧場」です。
JR新大阪駅から智頭(ちず)急行の特急スーパーはくとに乗って、JR因美線の郡家(こおげ)駅を目指します。因美線は京都駅と日本海側の倉吉駅を結ぶ路線の途中にあり、南北に走っています。
スーパーはくとは上郡駅から田園風景を走り、途中、剣豪・宮本武蔵生誕の地とされる「宮本武蔵駅」などを通過。JR新大阪駅からは、約2時間30分で、郡家駅に到着します。
駅から町営バスでのんびりと
大江ノ郷自然牧場があるのは、鳥取県八頭郡八頭町の橋本という地区。最寄りの郡家駅からは約7kmと離れているので、駅前のバス停から町営さんさんバス大江線で「才原(さいばら)」まで移動することにします。
郡家駅を出てすぐに見えるバス停ではなく、道を挟んで向こう側にあるバス停が、目指す方面に向かう路線のもの。間違えないよう注意しましょう。タクシーを使うのであれば、駅を背にまっすぐ約150m進んだ先にあるタクシー会社を使うとよいでしょう。
また、自動車で大江ノ郷自然牧場に向かう場合は、鳥取自動車道を河原ICで降り、県道324号線から322号線に入り、直進。約10分で到着です。
店長は卵を知り尽くした男
郡家駅前から約15分。才原の停留所から来た道を100mほど戻れば、大江ノ郷自然牧場に到着です。山と山のあいだにたたずむ真新しい店舗は、意外にも風景に溶け込んでおり、とても可愛らしく見えます。周囲には数軒の民家があるのみで、店の前を流れる川の音と風の音が聞こえるだけです。
我々を迎えてくれたのは、店長の岡村浩道さん。2008年に店がオープンするまで養鶏場で鶏の世話をしていたという方です。そうなんです、大江ノ郷自然牧場は、卵の販売所として地元ではよく知られた養鶏場が、新たな試みとして始めたお店なのです。