コロカ事業

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大江ノ郷自然牧場のスイーツ


 

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アイツのいるカフェで一休み

店内での買い物が済んだら、帰りのバスが来るまで隣接するカフェでひと休みするとよいでしょう。大江ノ郷自然牧場では、カフェでの飲食もコロカ対象です。ここでは、同店で販売されているもののほか、たまごソフトやパフェなどカフェ限定のスイーツをハーブティーなどと一緒に味わうことができます。

カフェのオープンスペースでは、青々とした山なみと心地よい風とを楽しみながらゆったりした時を過ごすことができ、同店のマスコットであるヤギを眺めることもできます。

ちなみにこのヤギ、店員さんによると「名前はまだない」とのことで、店員さん自身は「アイツ」と呼んでいるそうです。とても人懐っこく、近づくと「メェー」と鳴きながらこちらへきてくれました。

この「アイツ」と遊んでいるうちにいつしか時は過ぎ、やがてバスの時間となったので、甘い思い出と共に大江ノ自然牧場をあとにしました。

 

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旅籠が並んだ昔日の風景

帰りに寄り道したいのが、八頭町と同じ八頭郡にある智頭(ちづ)町です。郡家駅から特急スーパーはくとで京阪神に向かう途中、智頭駅で電車を降ります。

智頭はかつて宿場町として栄えた場所で、駅から東に10分ほど歩き国道53号線を超えるとやがて古い町並みの残る旧因幡街道に入ります。

ここは鳥取藩が江戸への参勤交代に使った道で、大名行列に加わった人びとが利用した旅籠(はたご)の街並みが残っています。今は住宅となった家も軒先に「桜や」「塩や」といった屋号をそれぞれ掲げており、往時を偲ぶことができます。

 

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部屋数40以上の大邸宅

この街道にある旧家・石谷家住宅は敷地3000坪、部屋数40以上の大邸宅で、国の重要文化財となっています。江戸時代末期から昭和初期までかけて増改築されたこの邸宅には、2000年代に入って間もない頃まで、実際に石谷家の人々が暮らしていたといいます。

入ってすぐにある土間は天井までの高さが10m以上あり、壮麗さに驚かされます。また各部屋には建造された時代ごとの趣向が凝らしてあり、飽きることはありません。さらに座敷に面した庭園には雄大な景色が広がっており、「当主の間」に続く食堂では、この庭を眺めながら軽食をとることもできます。

大江ノ郷自然牧場で購入したスイーツを食べたいという気持ちをぐっと抑えてひと休みし、帰路につくこととしました。

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