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愛媛県宇和島市「かどや」を訪ねる

 

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城下町宇和島へ

JR松山駅より特急宇和海に乗り約80分。右手には瀬戸内海、伊予灘、豊後水道、宇和海と徐々に移りゆく海岸と、急峻な山間を縫いながら列車は予讃(よさん)線の終着駅・宇和島駅に滑り込みます。
晴天に恵まれたこの日は、駅を降りると南国の空気を感じさせる植物と青空が出迎えてくれました。
伊達・宇和島藩の城下町として栄えた宇和島市は、山と海がリアス式海岸を形成し、真珠や鯛、ハマチの養殖、みかん栽培など、その特徴ある地形を活かした特産品が豊富です。
早速、駅より徒歩三分にあるお店に向かい、清家(せいけ)社長にお話をお伺いしました。

 

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リアス式海岸の産物

三方を山に囲まれた宇和島市は、残りの一方を宇和海と接しています。
大小の離島とリアス式海岸を有し、リアス式海岸の特徴でもある養殖業が非常に盛んで、宇和島の特産品である「鯛」・「真珠」などが生産されています。
宇和島特産の「鯛」を使った「鯛めし」を出す「かどや」は1955年創業で、先代社長が立ち上げたのがはじまりです。
5坪の駅前食堂からはじまり、戦後の食生活変化を的確に捉え、洋食レストラン、和食レストラン、郷土料理の提供と変遷させながら宇和島に根付いてきました。
現在の郷土料理を提供するようになったのが昭和56年頃で、その頃から「鯛めし」の提供も始めたそうです。
早速、かどや自慢の「鯛めし」をいただいてみましょう。

 

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贅沢な卵かけご飯

「鯛めし」と聞いてまずイメージしたのは、焼いた鯛を炊き込んだ「鯛めし」でした。
ところが、宇和島を含む南予地方の「鯛めし」は、ご飯、卵入りのタレ、鯛の刺身とイメージが全く違いました。
面食らいながら食べ方をお聞きしました。

イメージは、「贅沢な卵かけご飯」だそうです。鯛の刺身だけでも十分おいしいのですが、甘めのタレと卵の柔らかな風味が絡まり、どんどんご飯が進みます。
あっという間にお櫃に盛られたご飯を平らげてしまいました。
南予の鯛めしおそるべし!
この「鯛めし」は元々、漁師のご飯として船上でのぶっかけご飯がきっかけと言われ、さらには伊予水軍がその発祥とも言われています。
現在の「鯛めし」は昔からの「鯛めし」の体裁を整え、タレを洗練させたものになるそうです。

 

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