コロカ事業
ぶどうばたけのレーズン
- 店舗レポート
まごうことなきぶどうの郷
今日は天気が良いからコロカ店に行こう―――。
朝になって、急に思い立ちました。目指すは山梨県甲州市にある有限会社ぶどうばたけです。最寄り駅はその名も「勝沼ぶどう郷」。これほど分かりやすい駅名がほかにあるでしょうか。
人混みでごった返すJR新宿駅で、中央線通勤快速高尾行きに乗車します。特急を利用するのであれば、「かいじ」に乗ってJR大月駅まで旅しましょう。特急を使えば、移動時間を20分ほど短縮できそうです。
長旅も、ふり返れば1路線
JR高尾駅で甲府行きに乗り約1時間(特急の場合は大月駅で乗り換え約25分)で、勝沼ぶどう郷駅に到着です。東京・新宿駅を発ってから2時間10数分。この駅も新宿駅と同じく中央本線に属していますから、ここまでたった1本の路線で来たわけです。
勝沼ぶどう郷駅は標高500mに位置し、ホームからは遠く甲府盆地の街並みを見渡すことができます。一方、眼下には山の傾斜に沿ってぶどう畑が広がっています。日当たり、水はけ、風通しの良さという三条件のそろったこの土地柄が、高品質なぶどうの栽培に適しているのです。
さすが「ぶどうの郷」だけあって、駅の喫茶スペースではワンカップ型ワインが販売されています。1本400円。まずはここで駆けつけ(?)一杯といきましょう。
駅から見えた! コロカ店
勝沼ぶどう郷駅を出ると真正面に「勝沼ぶどうの丘」が、麓には目指す「ぶとうばたけ」が見えました。駅を背にして、右斜め前方にあるのがそれです。
駅には数台のタクシーが客待ちをしていましたが、徒歩で行ける距離とみて歩くことにしました。駅前の坂道を右に下っていくと、1分ほどで勝沼ぶどうの丘への看板が見えます。看板は、車で行く場合は右に、徒歩で行く場合は左にと示しているので、左の細い道を進みます。線路沿いの道からさらに左に入り、勝沼ぶどうの丘の麓へ向かって道なりに歩くと、5、6分で左手に「ぶどうばたけ」が見えてきます。
自動車で行く場合は中央自動車道を勝沼I.Cで下り、勝沼ぶどう郷駅からぶどうの丘への道を進めば、1~2分で到着です。
一帯はぶどう畑のなかに住宅が点在している町なので、ぶどうの丘への道のりにも民家は少なく、見落とすといったことはないでしょう。