コロカ事業

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山梨県甲府市 「印傳の山本」を訪ねる


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こだわりの素材

甲州印伝で利用される鹿革は、なめしや染色加工の工程を前述のとおり、奈良で行っています。

 

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※鹿一匹からこのサイズしか取れない

鹿革はセーム革とよばれ、非常に細かな繊維細胞が特徴で、メガネ拭きや、宝石の最終研磨に利用されています。
また、柄付けに利用される漆は、生漆(きうるし:漆の木の樹脂を採取し、ごみを取り除いたもの)と着色用の顔料を、2時間ほど混ぜ合わせる工程を経て出来上がります。

 

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この混ぜ合わせ方が、企業秘密となっていて、工房の特徴が出るそうです。
と、いうことで我々もこの工程は見せてもらえませんでしたが、他の工房に比べた際に、漆が盛り上がるという特徴がこの工程により生まれるのだと伺いました。

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