コロカ事業

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山梨県甲府市 「印傳の山本」を訪ねる


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甲州印伝 二つの技法

いよいよ製作風景を見せていただきます。甲州印伝には二つの技法が伝わっており、一つは広く知られている染色革を漆で柄付けする技法です。

もう一方は、「いぶし」と呼ばれる、藁を炊いてその煙で鹿革をいぶし、黄褐色に染める技法です。

 

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鹿革の染色やなめしは、その煙や染色の材料等が産業汚染の元ともなるため、現在は奈良の特定地域でのみ行われており、甲州印伝でも奈良の職人さんとの連携で製品を作っているのだそうです。

なお、「いぶし」技法の製品はいぶし工程に時間がかかるため、基本的には受注生産となっているとのことです。

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