コロカ事業

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秋田・大潟村 「"野の花"シフォン」を訪ねる


 

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攪拌(かくはん)に使う機械は、アメリカの家庭用品メーカー「キッチンエイド」製。これがズラリと並びます。
日本製も使ってみたそうですが、一度に大量の材料を扱えるものが少なく、結局このメーカーをずっと使い続けているそうです。

機械で泡立てられた卵白と卵黄を手でまぜ、小麦粉等と手早く一つにしていきます。この部分は完全な手作業のため、かなりの力仕事です。

 

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混ざった材料を型に入れ、空気を抜き、2台あるオーブンの一つへ。焼き始めると、すぐに次の材料を混ぜる作業が始まります。

 

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シフォンケーキは200℃近い温度で約30分間焼くのが一般的ですが、“野の花"フォンは、しっとりしながらもふわっとした食感を出すために、少し低い温度で長めに焼き、途中でさらに温度を下げています。

 

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材料などのレシピは、お客様から尋ねられたらお答えしているそうです。「それは企業秘密なのでは?」と尋ねたところ、成川さんは「教えても同じようには作れないよ。」と笑って答えてくださいました。シンプルなだけに、ノウハウや経験の積み重ねが大きな差になるのでしょう。

 

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焼き上がったシフォンをオーブンから取り出し、型から抜いて高さを揃えたらできあがりです。

 

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