コロカ事業
大分・竹田の椎茸
- 店舗レポート
椎茸栽培の条件とこだわり
乾し椎茸生産量の40%を占める大分県産の椎茸。中でも竹田市は、椎茸栽培に最も適した土地だと言います。
椎茸の栽培に必要なのは、昼夜の寒暖差と豊富な湧水。その条件はもちろんのこと、竹田市では原木となるクヌギの木が豊富に育つのだそうです。
しかし、竹田の椎茸農家の人々はその恵まれた立地条件にも甘んじることなく、3~5ヶ月で発生する安価な菌床栽培は行わず、発生までに2~3年はかかる原木栽培の椎茸にこだわり続けています。
その結果、竹田の椎茸は毎年のように全国の品評会で優勝しているのです。
椎茸農家との長年の対話
「売られている乾し椎茸は、菌床栽培と原木栽培を混ぜあわせて原木栽培と称しているものも少なくないのが実情です。椎茸は栽培方法や菌の種類で味が大きく左右される。私達は、大分でも一番の産地にいて、600人もの生産者と常日頃から対話する中で培われた菌の知識と目利きがあります。だから、同じ乾し椎茸で食べ比べてみて下さいよ。というくらい自信があります。」
と、力強く語ってくれた武俊さんは、それだけこだわりを持って毎日椎茸に向き合っているのです。
さらにその椎茸を使って、一つ一つ手作業で作られる椎茸の佃煮は、「味が濃いと思っていたけど薄味でふっくらしておいしい。」と購入したお客さんには評判だそうです。