コロカ事業
鹿児島県西表市(種子島)・池浪刃物製作所
- 店舗レポート
4. 相印打ち
一組になった刃は最後にまた一組の鋏に組み合わせられるよう、それぞれに同じ印が付けられます。この印は2つと同じものがない一組だけの印(相判)です。
5. すり合わせ、穴あけ
2枚の刃がすり合わされる面を平らに削り、2枚を合わせるための穴をあけます。
6. ウデ磨き(荒砥ぎ、仕上げ)
次に、ウデの部分にヤスリを使って磨いていきます。火花を飛び散らしながら、電動のヤスリで、あっという間に磨かれていきます。
7. ミナジリ曲げ
ここで種子鋏の特徴でもある、持ち手の先端をくるっと丸めます。この部分をミナジリと呼びます。なんでも、この地方で“ミナ”と呼ばれる巻貝がその名前の由来だそうです。