コロカ事業

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出雲・來間屋の生姜糖

 

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神話の国の生姜糖

『風土記(ふどき)』をご存じですか?

そう、中学の時に習いましたね。奈良時代に編纂(へんさん)された各地の風土や文化をまとめた書物です。その一つ『出雲風土記』にもその名が見える出西(しゅっさい)生姜を使った和菓子を求め、島根県出雲市の來間屋(くるまや)生姜糖本舗を目指します。

 

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ばたでん

関東からだとなかなか足を運ぶ機会の無い山陰地方。どうせなら島根をめいいっぱい満喫しようと、今回は松江から出雲へ向かうルートを選択。鳥取県の米子鬼太郎空港へ降り立ち、空港から連絡バスで約45分のJR松江駅へ、さらに一畑バス「松江しんじ湖温泉行」に乗り約15分の松江しんじ湖温泉駅まで移動します。

松江しんじ湖温泉駅からは、映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台となった私鉄・一畑電車(通称「ばたでん」)に乗り込み最寄りの雲州平田駅まで30分ほど。

最短ルートで訪問を考えている方は、出雲縁結び空港を利用し、タクシーで片道15分ほど移動すれば目的地へ到着出来ます。タクシー以外のアクセスは、出雲市駅行の空港連絡バスに乗り15分ほどの大津小学校前バス停で下車、バス停より徒歩3分の大津町駅から「ばたでん」で雲州平田駅まで約20分。乗り合わせなどの時間を考えれば、やはりタクシーの方が便利です。

 

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江戸の面影を残す街道

左に宍道湖、右にはのどかな田園風景の広がる中を「ばたでん」の懐かしい車両に揺られ、雲州平田駅まで来たら來間屋生姜糖本舗まであと少し。駅前に伸びる大通りを道なりに5分も歩くと、黒瓦や格子窓が特徴的な商家の建ち並ぶ木綿街道に入ります。

ここは江戸時代、川から宍道湖を経由して京や大坂に出荷する木綿の集積地として栄えた一画。いまも当時の風情ある街並みが残されているのです。

そして、その木綿街道を県道232号方面に100mほど歩くと、コロカ店・來間屋生姜糖本舗に到着です。

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