コロカ事業

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岡山県・奥津の姫とうがらし


 

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奥津の姫とうがらしを認知させる

「寒ざらし」を利用した商品のほか、鳥取の加工会社と共に様々な商品開発を行い、今では唐辛子に特化した商品数が37アイテムもあるのだそうです。

その中の一つ、「NPO法人てっちりこ」の看板商品「奥津唐辛子ドレッシング」は岡山県内の女性に大人気とのこと。

こうして、売上も年々順調に推移しながら、規模を拡大してきた奥津の姫とうがらし。

今後の課題は「日本で唐辛子の産地と言えば奥津地域」と世間に認知してもらうこと。

岡本さんはその地盤固めを終えたら、姫とうがらしの一生産者として生きていきたいとも仰います。

 

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ここは先進国日本じゃ!

過疎高齢化地域でも、高齢者が安心して豊かに暮らせるシステム作りにも力を注ぐべく、岡本さんはもう一つの「NPO法人ヒビサト」にも参加しています。

「ヒビサト」では「買い物支援プロジェクト」や「医療支援プロジェクト」と称し、町営バスやオンデマンドバス、福祉バスの運営について、岡山県全域を対象に調査を行っているそうで、こちらの動きにも今後さらに力を入れていくとのこと。

「そもそも、日本の流れ、国の政策自体が合理化と集中ですよね。結局、何でも都市部に集中させてしまう。そこで機能を果たそうとするんです。そんな日本の流れから過疎高齢化地域があちこちに出来上がってしまう。買い物難民とか、医療難民とか、そういう言葉を聴くと私はくってかかって行きますよ。『ここはアフリカじゃないぞ!先進国日本じゃ!そげな言葉は使うな』と(笑)」

しかし、なんとも頼もしい。

岡本さんのように、一人ひとりがふるさとのことを真剣に考えられるような時代が来れば、日本の地域のこれからが少し明るくなるような気がします。

 

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買い物の後は温泉でのんびり

そして、コロカ店「みずの郷奥津湖」では、唐辛子以外にも岡山・奥津の特産品やお食事もコロカ対象(民芸・工芸品と、ガムやアイス、傘などの一般商品を除く)です。

コロカ店でお買い物をして食事も済ませたら、車で5分ほどの日帰り温泉「花美人の里」でひと休み。

また、今回提携開始となる11月はちょうど紅葉が素晴らしい季節。奥津湖を囲む山々や、奥津渓谷を挟む色とりどりの木々を見ながら秋を満喫できます。

時間があれば一泊して、美味しいお食事をいただき温泉でのんびり、そんな週末を過ごしてみるのも良いかもしれませんね。

 

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岡山県のコロカ店

今回のコロカは同じ岡山県の笠岡諸島「島のこし」と同時に提携スタート。

旅のプランを立てる際には、岡山県の他の2店舗のどちらかと一緒に回る計画を立てる方も多いと思います。

大まかな時間計算ではありますが、「みずの郷奥津湖」から「島のこし」のある北木島へは、中鉄バス~JR津山線~JR山陽本線と陸路を進み、最後は船で北木島へ移動すると、およそ5時間。

また、同じく岡山県にある「直齋陶房」へ向かう場合にも津山駅からJR津山線~赤穂線へと、電車の乗車時間だけでも3時間ほど。

どちらも営業時間内での2店舗訪問は難しそうなので、どちらか1方に宿泊して、この機会に岡山を満喫してみてはいかがでしょうか?

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