コロカ事業

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瀬戸内海・北木島の灰干し

 

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港から送迎付でコロカ店へ

岡山駅からJR山陽本線に乗り笠岡駅まで約40分、そして笠岡駅より徒歩10分の伏越港から北木島まではフェリーで移動します。フェリーの所要時間は約45分、北木島豊浦港からコロカ店「島のこし」まで10分ほど徒歩で移動します。

「島のこし」へ向かうにはフェリーの他にも、笠岡港から出航する三洋汽船で大浦港まで行くという手段もあるのですが、大浦港から「島のこし」までは4kmほどあり、徒歩での移動には50分ほどの時間を要してしまいます。

そこで、「島のこし」では大浦港発の送迎プランも用意しています。そのプランを利用する場合、笠岡港から三洋汽船に乗り込み大浦港まで約1時間。高速船の場合は大浦港まで30分強で到着できます。(プラン詳細は携帯からアクセスしてご確認ください)

 

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個性豊かな笠岡諸島

個性豊かな6つの島々から形成される笠岡諸島。北木島もその構成員の一つになります。

笠岡諸島には北木島の他に、水産資源に恵まれ「さかなの島」とも呼ばれている高島、白石踊りなど国指定文化財を有し観光地として賑わいを見せる白石島、のどかな漁村の佇まいを残し、女優・夏目雅子さんの遺作の映画「瀬戸内少年野球団」のロケ地でもあった真鍋島、砂洲の存在と椿の栽培が盛んな大・小飛島があります。

その笠岡諸島にあって、最大の面積を誇る北木島は古くから石の産地として活躍してきました。大阪城の築城の際には石の加工場として機能し、他にも靖国神社の大鳥居や明治神宮の神宮橋、三越本店など、現在も残る素晴らしい石材建築の建物で建材として使われていた石が北木島の石なのです。

 

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少子高齢化問題の深刻化

今回、「島のこし」で我々を迎えてくださったのは、NPO法人かさおか島づくり海社(以下:島づくり海社)の理事を務める鳴本浩二さんでした。

なぜ瀬戸内海の鮮魚ではなく「灰干し」と呼ばれる干物を取り扱うのか。また、「灰干し」とは何なのか。島の背景と共に鳴本さんに聞いてみました。

海に囲まれた笠岡諸島は、瀬戸内海の豊富な水産資源に囲まれ、古くから漁業が盛んな地域でしたが、それゆえに養殖の導入に遅れをとっていました。

そして昨今の環境の変化も相まって、漁獲高が減少しているそうなのです。

一方、北木島に関しては石材業という漁業以外の産業も盛んでしたが、こちらも輸入材に押され衰退の一途をたどっています。

産業の衰退が招く雇用不振により、北木島では少子高齢化問題が深刻化しているのだそうです。

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