コロカ事業
京都・田勇の丹後ちりめん
- 店舗レポート
旅はフリーなバスでつづく
田勇からの帰り道は、丹後半島をぐるりとまわることにします。使うのは、丹後海陸交通バス(海岸線)です。このバスのユニークなところは、「フリー区間」があることです。フリー区間とは「乗る場所、降りる場所を自由に決められる区間」を言い、区間中でバスを見かけた際に手を挙げれば、その場で停車してくれるのです。
丹海バスは、歩くたび砂が鳴る「鳴き砂浜」としては日本最大の琴引浜を過ぎ、やがて山と海に挟まれた一本道を北へ走ります。近畿地方の最北端にあたる袖志には、経ヶ岬灯台があり、京都百景のひとつに数えられる雄大な景色を楽しめます。また、そのすぐ近くでは「日本の棚田百選」にも選ばれた、美しい棚田のある光景を見ることも可能です。
海面すれすれの舟屋群
半島の北端から南下していくと、やがて伊根の町が見えてきます。網野を出てからバスで約1時間半の道のりです。
ここは家の1階部分が船の出入り口になった「舟屋(ふなや)」と呼ばれる家々が並ぶ一帯です。舟屋のあるあたりは若狭湾の波も穏やかとはいえ、海面すれすれの位置からそのまま部屋の入り口につながっている様子はここでしか見られないもの。国の重要伝統建造物群保存地区に選定されたこの家並みは、『男はつらいよ』をはじめ数々の映画・TVドラマの舞台にもなりました。
伊根まで来たら天橋立までもう少し。丹後半島をまわる旅も、いよいよ終わりです。丹後ちりめんのヘッドレストカバーに頭を預け、再び北近畿タンゴ鉄道に乗って帰路につくこととします。
都の雅なお土産を入手
では、この旅で取得できる『コロニーな生活』のお土産を紹介しましょう。まず、京都府全域で「京野菜」と「八つ橋」が取れます。また、新幹線から特急に乗り換える京都駅では「京都タワーのキーホルダー」と「油とり紙」を取ることができます。
姫路方面から京丹後市に向かう場合は、北近畿タンゴ鉄道宮津線の木津温泉駅周辺で、「木津温泉の素」を取れます。木津温泉駅は田勇の最寄り駅・網野の隣なので、帰りに足を伸ばしてお土産をゲットしてみてはいかがでしょう。
コロカ店では、わらびもちの「文の助茶屋」が京都駅からも近いので、帰りに寄り道しても良いかもしれませんね。