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愛知豊橋・三河佃煮

 

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日本の伝統的保存食「佃煮」

小魚やあさりなどの魚貝類を、醤油と砂糖で甘辛く煮詰めた「佃煮」。常温でも日持ちする保存性のよさと栄養価の高さから、江戸時代には長旅となる参勤交代で、明治維新以降は軍隊の保存食として重宝されました。戦後はその美味しさから、一般庶民にも広く食べられるようになったと言います。

ごはんのお供にぴったりな濃い味付けとひと口噛むごとにじわっと染み出す独特の旨味は、今もなお、日本の食卓の名脇役として親しまれています。

佃煮は、東京都中央区の佃島(つくだじま)で誕生したため「佃煮」と命名されました。しかし現在、佃煮の生産量第1位を誇るのは、じつは愛知県の豊橋市なのです。今回訪問した「濱金商店」は、明治7年創業の、豊橋一の老舗の佃煮屋さんです。

 

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濱金商店魚町本店へ

「濱金商店魚町本店」は、JR東海道新幹線・東海道線・飯田線が乗り入れる豊橋駅、または豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅が最寄り駅になります。東口を出て徒歩で約12分ほど、駅前の大通りを路面電車の軌道に沿って歩き、札木駅前で左に曲がるとすぐに看板が見えます。

または、豊橋駅前から出ている路面電車、豊橋鉄道東田本線で、3つ目の札木駅で下車するとすぐ目の前になります。情緒ある路面電車に乗って旅気分を味わうのも楽しいでしょう。

車で行かれる場合は東名高速道路豊川インターを降り、伊那街道から国道151号線、国道1号線を経由して国道259号線に入ってすぐ、250mほどです。ただし専用の駐車場はありませんので、近隣の公共駐車場を利用してください。

 

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量り売りもある直営店

お話を聴かせてくださったのは、専務取締役の高坂泰弘さんです。

魚町通りの商店街に構える本店のショーケースには、定番の佃煮から直営店限定のこだわりの逸品、チーズ、バターを利用した変わり種の佃煮、ギフト用まで、常時約70種類の佃煮が並んでいます。たくさんあるので思わず目移りしてしまいますが、嬉しいのは、量り売りで購入できる佃煮がたくさん用意されていること。50グラムから購入できるので、気になった商品を少しずつ買ってみる、なんてこともできます。

「少量だと頼みづらいようなんですが、気にせずにお気軽にお申し付けください」と高坂さん。

三河地方には最盛期で100社以上、現在でも豊橋には13社の佃煮屋があります。ここまで佃煮が定着したのには、いくつかの理由があります。

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