コロカ事業
愛知・壽俵屋の守口漬
- 店舗レポート
驚きの野菜を求め犬山へ
「今回訪れるのは、国宝・犬山城近くにある「守口漬」のお店・壽俵屋(じゅひょうや)です。
「守口漬」 と聞いて、どんな食べ物か答えられる人はいますか? 漬物であることは想像できかと思いますが、その個性的な外見をご覧になったらきっと驚くことでしょう。
壽俵屋の店舗「犬山庵」は愛知県犬山市内にあります。JR名古屋駅で名鉄に乗り換えるのですが、近鉄の乗り換え口もあるので、ご注意を。
ここから「岩倉・犬山方面」の電車で犬山駅へ向かいます。急行に乗れば30分ほど。車窓を眺めているとあっという間に到着 です。
美しい城下町
犬山駅を西口から出ると、目の前を西に向かってまっすぐ通りが伸びています。7分ほど直進して本町の交差点を右折すれば、すぐ城下町通りとも呼ばれる本町通りに入ります。このあたりは数年前、電柱の地中化が進められたおかげで、風情ある街並みを堪能することができます。
本町通りを3分ほど歩けば、左手に見えてくるのが「壽俵屋 犬山庵」です。
長さ1mを超える漬物
コロカ店となる「壽俵屋 犬山庵」は、2010年にオープンしたばかり。あらゆる種類の粕漬けが並ぶなかで、もっとも目を引くのが守口漬です。
守口漬は、とても細くて長いお漬物。直径は約2cm、全長は1mを超えるものも珍しくありません。その材料となるのが、守口大根。この一帯で生産される一風変わった大根で、一般に流通することなく、すべてが守口漬になるそうです。
さっそく壽俵屋の代表取締役・曾我公彦さんに伺うと、180cmを超えるものもあるとのこと。
12月中旬から翌1月中旬に迎える収穫期には、犬山庵の店頭に実物が展示されます。