コロカ事業
愛知・壽俵屋の守口漬
- 店舗レポート
国宝・犬山城からの眺め
「犬山井上邸」の前の通りからは、国宝・犬山城が見えます。犬山城は戦国時代に築かれた平山城で、これまで改修などを経て現在の形になっています。犬山庵からは、徒歩約5分。天守は小高い山の上にありますが、坂道を2~3分上れば城門に着きます。
登閣料は500円(小・中学生100円)。望楼からは背後に木曽川の雄大な流れを、前方に犬山の街並みと遠く名古屋市の中心までをも見渡すことができるので、その価値は十分にあるといえるのではないでしょうか。
ちなみに犬山城は、数年前までは旧藩主の子孫が所有していたとか。個人で城を所有するなんて、なんともスケールの大きな話ですね。
高さ8mの車山(やま)を間近で
城下町にももちろん、見どころがあります。その一つが毎年4月と10月に行われる犬山祭です。この時には犬山庵の前の本町通りを、高さ8m以上の巨大な山車(このあたりでは「車山」と書いて「やま」と呼びます)が10台以上、曳かれて いきます。車山の一つ一つには、上部にからくり人形の舞台があり、その可愛らしい所作から目が離せません。
車山は秋の「車山揃え」でも見られるほか、本町通りには車山をそのまま展示する「どんでん館」があるため、犬山祭のシーズン以外でもその姿を見ることができます。車山に数百万円をかけて施される絢爛豪華な装飾を間近に見るには、こちらのほうが向いているかも知れません。
呉服屋さんのむくり屋根
城下町通りには他にも、古い商家や民家をそのまま活かしたカフェや雑貨屋などが並んでおり、街を歩くだ けでも楽しいのですが、ここまで来たら見ておきたいのが「旧磯部邸」です。
江戸時代に呉服屋だった商家をそのまま開放したこの建物は、入場無料。土間から中庭、蔵へと奥に続く立派な造りは登録有形文化財だけあって、見応えがあります。この商家は屋根が「むくり屋根」と呼ばれる特殊な造りになっており 、外から見るとたわんだように丸みを帯びているのがわかります。これは一種の「遊び心」によるもの。呉服屋さんの「粋」を感じることができます。
「犬山城」の置物は必ずゲット!
さて、壽俵屋へのコロカ旅の際には、犬山城を訪れるとともに、「コロニーな生活」のお土産「犬山城の置物」もゲットしてください。
コロカ店では、壽俵屋で使用しているみりん粕の製造元の白扇酒造が近い位置にあります。途中、名鉄からJRに乗り換えますが1時間弱で行けますので連続ゲットが可能です。両方のお店でお話を伺うとそれぞれのつながりもよりわかるのでおもしろ いかと思います。
また、壽俵屋でも使用している美濃焼の不動窯も比較的近い位置にあり、守口漬にあう器を探してみるのもよいでしょう。
もちろん、名古屋で山中羊羹舗に立ち寄り、愛知名物をダブルゲットするというのもオススメです。
連続ゲットがしやすい位置にありますので、お店の営業時間や購入する商品などを思い浮かべ、回る順番などを工夫して楽しんでください。