コロカ事業
岐阜県土岐市「不動窯」を訪ねる
- 店舗レポート
手作りの良さの残る工房へ
工房は、事務所兼店舗に隣接しています。入って右手に並ぶ3つの大きな窯の前には、焼きあがった製品がずらりと棚に並びます。
工房の奥では、職人さんたちが、それぞれの作業に従事されていました。
発注元の要望に応じて、全て手で器を作り上げていく場合もあれば、この写真のように、型に土を押しつけ、温かいながらも均等な薄さとなる器に仕上げている場合もあるそうです。
例えば、ずらりと並ぶこの器は、後に急須となるもの。フタを作り、持ち手を付け、注ぎ口を加工し、絵を付け、釉薬を塗って窯で焼くと完成です。
一部工程に型を使っているものの、ほぼ全てが手づくりで手間のかかる綿密な仕事です。最初の器の形を作る人、持ち手を付ける人など、何人もの職人さんの手を経て、器が形になっていきます。