コロカ事業
岐阜県高山市 「角一」を訪ねる
- 店舗レポート
家庭の味をお土産に
朴葉みそは、郷土料理として飛騨高山で愛されてきましたが、それを初めて商品化したのは、日下部味噌醤油醸造の先代でした。
1970年頃、飛騨高山は観光地として注目を浴び始め、観光客向けのお土産も、当然必要になりました。
そこで先代が目をつけたのが、地元で愛されていた朴葉味噌だったのです。
旅館や飲食店では食べることのできる朴葉味噌ですが、自宅で楽しむのは少々困難。折角高山に来たのですからら、角一で朴葉味噌セットを購入して是非自宅で食べてみましょう。
簡単な作成方法は以下の通り。
1.朴葉を水に10分程度(お湯なら5分程度)浸し、落ち葉の状態に戻します。
2.調理台を準備します。調理は炭火が最適ですが、ホットプレート、卓上コンロ+フライパンでも可能です。
3.具材を用意します。定番は「しいたけ」「ねぎ」「きのこ」ですが、肉や魚等何を乗せてもおいしいのが、朴葉味噌のいいところです。また、バターを乗せることでコクとまろやかさが加わり、おいしくなります。
4.朴葉の上に味噌を薄く敷き、お好みの具を乗せて焼きます。
5.味噌がぐつぐつと沸騰を始めたら、具材と味噌を混ぜまんべんなく火を通し、完成です。
6.お好み焼きのように、焼きながら食べることが、よりおいしく食べるポイントです
「焼いていくと、味噌の香りが立つのはもちろんのこと、朴葉のひなびた懐かしい香りも相まって、食欲をそそりますよ。」
お話を伺っているだけでも、香ばしさを想像してしまいますね。