コロカ事業
神奈川県大磯町「井上蒲鉾店」のはんぺん
- 店舗レポート
【あたりまえのことをあたりまえに】
大磯 井上蒲鉾店は、創業以来の手作りを継承し続けています。その愚直なまでに真摯な姿勢で魚本来の味を引き出すため、扱う商品も、はんぺん、蒲鉾、さつまあげの3つのみ。
他社が量産のために機械化を進めても、井上蒲鉾店が優先させるのは「安心して食べられる本物の味」。創業以来変わらないそんな商品だからこそ、値段以上の価値があることを実感します。
「要は、あたりまえのことをあたりまえにやっている、ということだと思っています。」
手作りの良さを言葉で表現するのは難しいですが、かけた手間の分だけ美味しくなることは商品によって見事に表現されていました。
【地元・大磯への思い】
「『大磯』といえば『ロングビーチ』という人も多いと思いますが、もっともっとたくさん魅力がある町なんです。」
豊かな自然と歴史を感じる町を、多くの人に知ってほしいという思いをひしひしと感じます。
「海はなんて言っても日本で最初の海水浴場で日本の渚百選にも入っているし、西に向かう海岸線なんて、人工物がないまま小田原の方まで眺められて最っ高なんですよ。」
大磯の魅力を語り出すと井上さんは止まりません。
「山だって、高麗山なんて北限と南限の植物が共存している珍しい山だし、湘南平なんて『スラムダンク』にも登場してくるしね。」
そんな井上さんのオススメは、ちょっとした大磯散策。
「ウチに寄っていただいたいた際には、ぜひ大磯のことも聞いていただけると嬉しいです。地元でとれたものを港で食事したり、迷路のように小道が入り組む路地を歩いたり、鴫立庵の近くのカフェで一息入れたりするだけでも、十分素敵な時間になるはずですよ。」
【神奈川・湘南をめぐる旅】
大磯へは、JR東海道線(通称・湘南電車)でゆったりと神奈川県を旅するのもよいかもしれません。
東海道線上でゲットできる通常お土産は、横浜で「月餅」、大船で「特上鯵の押寿し」、大磯の隣駅・平塚で「相模半白きゅうり」。さらに西まで足を伸ばせば、小田原駅で「小田原城の置物」「鯛めし」「箱根湯本温泉の湯」「カマボコ」、湯河原駅で「伊豆湯河原温泉の湯」「熱海温泉の湯」がゲットできます。
また、鎌倉に立ち寄り鎌倉あきもとの古都浅漬のスポンサーお土産をゲットするのも、湘南をめぐる素敵な旅となるでしょう。
車で移動する場合は、井上蒲鉾店から30分ほどで伊勢原に行くことができるため、茶加藤のお抹茶・京昔まで攻めるのも楽しさが増すと思います。