コロカ事業
茨城県桜川市真壁町 「西岡本店」を訪ねる
- 店舗レポート
筑波山系・天然水
日本酒造りの現場へ案内していただきました。日本酒といえば、やはり大本となる水が大切です。西岡本店では、地下50mまで掘った井戸から、筑波山系の天然水をくみ上げて、酒造りをされているそうです。
肝心の井戸を上からのぞかせていただきましたが、その透明度はきれいなエメラルドグリーンに輝いて見えます。
日本酒の銘となっている「花の井」も井戸に由来しており、創業地(同町内の別の場所)の井戸の近くに桜の木があったことから、命名されたそうです。
仕込みの時期は冬
訪問した時期は梅雨時ということもあり、残念ながら仕込みは行われておりませんでした。冬には、7名体制で仕込みをされるそうで、責任者となる杜氏さんと、現場監督にあたる頭役(かしらやく)の方は新潟から仕込みに来るそうです。
昔は、20名体制で造られていたそうですが、日本酒自体の消費量が減ったことや、広く一般に出回るお酒について、オートメーション化されたことから現在の体制となったそうです。一方、吟醸酒等の特別なお酒は今でも全工程が手造りされているそうです。