コロカ事業
茨城県桜川市真壁町 「西岡本店」を訪ねる
- 店舗レポート
圧巻の貯蔵タンク
発酵が完了したもろみは、圧搾機で酒と酒粕に分けられます。24,000リットルのもろみから、18,000リットル程度の酒がとれるそうです。
搾られた原酒は、ろ過/加熱殺菌の工程を経て、貯蔵タンクにて貯蔵されます。この貯蔵タンクのある貯蔵蔵は圧巻で、1万リットル入るタンクが45本整然とならんでいます。
この量を一升瓶(1.8リットル)で換算するとタンク一本あたり約7,000本となるほど。この貯蔵蔵は、比較的新しい蔵となり、新蔵と呼ばれていましたが、それでも100年以上経っているとのことで歴史を感じさせます。
蔵の中はひんやり涼しく、夏場でも25度以下、貯蔵には最適な状況だそうです。これは木造二階建ての非常に屋根が高い構造から、自然に温度が下がるためです。
釘を一切使わない、木の自然の曲がりを生かした梁(はり)は、歴史の知恵を感じさせる作りで、感心するばかりです。