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熊谷屋の元祖仙台駄菓子

 

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仙台で華開いた菓子文化

ささら飴、うさぎ玉、こあらねじり...と、名前も見た目も可愛らしい仙台駄菓子。そのほとんどが、米と砂糖、きな粉といった自然素材のみでつくられた素朴なお菓子です。仙台には驚くほど豊富な種類の駄菓子があり、江戸時代より庶民に親しまれてきました。

仙台といえば、伊達政宗。むろん、身分の高い人々が食べるのは上生菓子など、御菓子司によるもので、駄菓子は一般庶民や子どもたちのおやつでしたが、政宗が茶の湯をたしなみ、仙台で広めたことが菓子文化の発展につながったとも言われます。

当時は「仙台駄菓子」と総称して呼ばれることはありませんでしたが、戦後、その菓子文化が見直され、仙台名物となったのです。仙台で駄菓子をつくり続けて300年という「元祖仙台駄菓子熊谷屋」を訪ねました。

 

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「熊谷屋」へのアクセス

熊谷屋があるのは、宮城県仙台市の青葉区木町通。地下鉄南北線の北四番丁駅から徒歩3分ほど。東京方面から向かう場合は、東北新幹線でまず仙台に向かいます。地下鉄仙台駅に乗り換えて、北四番丁駅までは10分ほど。ただ、JRの仙台駅から地下鉄仙台駅までの乗り換えが思ったより距離があるのでご注意を。

駅から「熊谷屋」までの道は、比較的大きな通り、作並街道です。駅の北2番出口を出て右へ進み、セブンイレブンを右折すると、すぐ左手に「熊谷屋」の看板が見えます。

車でのアクセスは、東北自動車道から高速仙台宮城ICを仙台宮城・作並出口方面に進み、国道48号線仙台西道路に。左折して西公園通りに入ったあと市民会館前の交差点で左に折れ、国道48号線作並街道にぶつかったら右折。国分町通りとの交差点で左折してすぐにお店があります。

 

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木町通り沿いで300年

お店へ入ると、出迎えてくれたのは十代目の熊谷典博さん。今お店のある場所は、300年前から熊谷屋がお菓子をつくり販売してきた場所。熊谷さんが生まれ育ったところでもあり、幼い頃からお腹が空けば、お店へ行って駄菓子を食べて育ったと言います。

「昔は間口の幅で税金の額が変わったので、店の売り場が通りに面していて、お菓子をつくる工房がその奥にあるという細長い家のつくりになっています。ここらは商店が密集していた場所だったので、皆そういう長屋風のつくりでした」。

仙台駄菓子をつくる店は今、ほかに4~5店舗のみになっているのだとか。でもそれぞれの店が手作りしているため、同じ名前の駄菓子でも少しずつ形や味が違うのが魅力です。

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