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青森・田子町のにんにく

 

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田子にんにく、を知っていますか?

青森といえば、にんにくの一大産地。なかでも、田子(たっこ)は、町ぐるみでにんにくの生産に力を入れている地域です。田子にんにくは、色白で丸っこく香り豊かで甘みがあるのが特徴。

いろんな料理に合うため、そのまま販売されるほか、ガーリックパウダーやスライスなど、さまざまな形に加工され、東京をはじめ全国各地に流通してきました。

この田子町の真ん中にどーんと建つのがガーリックセンター。にんにくを使った調味料や数々の加工品が販売されており、にんにく料理を食べられるレストランも併設されていて、まさににんにくのための施設。このガーリックセンターを目指して、田子にんにくの里、青森県三戸郡の田子町を訪れました。

 

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田子へのアクセス

田子へは車が便利です。二戸駅まで東北新幹線で行く場合は、駅でレンタカーかタクシーに乗り、国道4号線を青森方面へ。途中、三戸町で大館方面へ左折し、国道104号線を直進。田子町中心部の104号線沿いにガーリックセンターはあります。八戸自動車道からは、一戸ICで降りて国道4号線を青森方面へ。途中三戸町で大館方面へ左折し、国道104号線を直進。40分ほどです。東北自動車道では、十和田ICより1時間ほど。

公共機関を使う場合は、二戸か八戸駅からローカル線「青い森鉄道」に乗り三戸へ。三戸駅で、南部バスの田子町行きに乗り、30分ほど。田子中央というバス停で下車します。

三戸駅から田子に向かう道は、商店街のような細い道がしばらく続きます。軒の低い古い造りの家が並ぶ通りは、どことなく風情があるもの。取材に訪れたこの日はなんと雪。一面真っ白の風景は、寒くとも心温まる光景でした。

 

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早速にんにくの香りが

ガーリックセンターへ到着すると、出迎えてくれたのはガーリックセンターの佐藤恵子さん。にんにくが入っていない食べ物はどこか物足りなく感じるというほど、大のにんにく好き。田子にんにくの商品開発をはじめ、国内外に向けたPR活動に取り組みます。

建物の中へ入るとすぐに、ふわっとにんにくの香りが漂います。香りの元は、奥のにんにく料理を食べられるレストラン「Gilroy Cafe(ギルロイカフェ)」です。11時から15時の間はいつでもこのレストランで食事ができるようになっているのが嬉しいところ(土日祝日は11~16時)。

そして左手の売り場には、にんにく漬け、にんにくチップス、にんにくみそと、にんにく商品づくしです。

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