コロカ事業

  1. 北海道・東北地方一覧

斉吉商店の金のさんま


 

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東北のパワー

一昨年の震災時に店も工場もすべてを流されてしまった斉吉商店ですが、「返しだれ」は無事でした。

震災前から災害時に備えて「返しだれ」の"第一持ち出し人"が決まっていて、いつ何が起きても直ぐに持ち出せるよう、冷凍したものをリュックに入れてあったのだそうです。

「全体に比べれば少量でしたが、それが『金のさんま』の命だから」と、和枝さん。

「返しだれ」だけではなく、人も考え方も、命を繋いで命を絶やさずに黙々と前に進む斉吉商店。取材中、終始笑顔で前向きに話してくれた和枝さんから、東北の方々のパワーを垣間見ることができました。

 

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エンターテイメントで東北応援

さて、気仙沼の現状についても少しご紹介しましょう。

現在の気仙沼は瓦礫もほぼ片付き、危険個所、立入禁止区域も整理されているので 、誰でもが気軽に訪問可能な環境となっています。

観光については、港町が被災してしまったので少し物足りないかもしれませんが、 食事などは、仮設で作られた復興商店街が便利ですし、やはり、世界四大漁港で水揚げされる魚介類のお料理は堪能して帰りたいところ。どこかお探しの場合は、斉吉商店で買い物される際に、お店の方に 聞いてみるといいかもしれませんね。

気仙沼を楽しみ、復興に繋ける。コロプラができることはエンターテイメントを通して被災地を応援すること。東北復興に微力ながらも貢献させていただければ幸いです。

 

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八木澤商店とセットで

最後に今回の旅における「コロニーな生活」の楽しみを。

まず、新幹線で一ノ関駅に降りたら、岩手県全域のお土産「わんこそば」と「南部鉄器の鉄瓶」がとれ、JR大船渡線・猊鼻渓(げいびけい)駅近辺で「猊鼻渓のパノラマ写真」が取れます。気仙沼に到着すれば宮城県全域お土産「笹かまぼこ」と「伊達正宗の銅像」、そして気仙沼地域限定で「フカヒレ」が取得可能です。

また、今回の追加と同じタイミングで復活となる陸前高田の八木澤商店が気仙沼から一番近いコロカ店になります。気仙沼駅から大船渡方面の電車は現在運行していませんが、代わりに岩手県交通の臨時バスが走っています。本数は少ないですが、うまくタイミングを合わせてバスで向かえば、気仙沼駅から「陸前高田市役所前」バス停まで40分。ここで一旦「的場」行または「相場」行のバスに乗り換えて10分ほどの「矢作(やはぎ)駅前」バス停まで向かい、バスを降りたら徒歩10分で八木澤商店に到着できます。

アクセス的にも難易度の高い2店舗だけに、ここまで来たら是非セットで訪問してみてはいかがでしょうか。

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