コロカ事業

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大館・栗久の曲げわっぱ


 

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【曲げわっぱができるまで】

ここで、コロカの取材記事では恒例の作りかたを簡単に紹介します。

なぜ杉の板があんな風に曲がるのか、そしてどのようにして成型しているのかがわかります。

 

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1)下準備

柾目に加工した杉材を一晩水に浸けた後、5~6時間煮ます。これで木を柔らかくして曲げやすくします。

 

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2) 曲げと乾燥

煮えたての杉材を引き上げ、“コロ”と呼ばれる丸太と薄い金属板をあわせたような道具に巻きこむようにして一気に曲げて、重ね合わせた部分を仮止めして乾燥させます。

 

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3)接着

接着剤を使って接合部を桜皮で接着します。

栗盛さんは、接着剤の発達も曲げわっぱの発展に大きく影響したと言います。

現在では接合のためというより、デザイン的な意味合いが強いようです。

 

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4) 底入れ
5) 仕上げ・塗り

最後に底入れをし、やすりなどで仕上げた後、必要なものには漆やラッカーなどで塗装します。

 

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