コロカ事業
福島県郡山市 「笹の川酒造」蔵元を訪ねる
- 店舗レポート
杜氏のこだわりの大吟醸酒
昭和36年に竣工した新しい蔵「明和蔵」で酒造りが行われています。
明和蔵は創業した年号・「明和」にちなんで命名された三階建ての蔵で、全工程が上から下へ進む非常に効率的な蔵となっています。
さらに、オートメーション化も進んでおり、通常のお酒は造り手の手が入れられるように工夫されながらほぼ自動化されています。
一方で杜氏がこだわりを持っている大吟醸酒は、このオートメーション化に反して、全工程を手作業で行っているそうです。
同じ明和蔵内でも、三階で蒸した米を、一階へ人力で運ぶそうです。そして、発酵・貯蔵など、工程のすべてが専用の部屋で行われるそうです。この杜氏のこだわりこそが、おいしい大吟醸酒につながるのですね。