プランナーから人事へ現場経験を活かした制度設計に取り組む プランナーから人事へ現場経験を活かした制度設計に取り組む
PEOPLE

プランナーから人事へ
現場経験を活かした制度設計に
取り組む

人事

T.T.

現在の業務内容

入社時は総合職として採用されたのですが、入社後は「現場を見ておきたい」という思いからプランナー職を希望しました。
プランナーとして『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』に1年間、その後『白猫GOLF』の新規開発に2年間携わった後、現在は人事企画部に所属しています。

人事といっても採用ではなく、社内制度や給与テーブル、福利厚生などを策定することが人事企画部の主な仕事になります。プランナーがゲームの仕様を詰めていくのと同じように、人事企画部においても制度の内容を詰めていき、運用フェーズで問題がないかを確認しながら実行していきます。ゲームシステムと社内制度は似たところがあるので、プランナーの経験が全て活かされているように思います

現在担当している業務は、コロプラの人材育成方針に沿って新卒研修やコンプライアンス研修などの研修制度を見直し、再構築する業務と、コロナ禍で下火になってしまった社内の部活動を活性化させることを担当しています。従業員が楽しく仕事ができる環境を整えることが、結果的に面白いゲーム作りにつながっていくものだと考えています

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入社のきっかけ

就職活動では広くエンタメ系全般を検討していました。
さまざまなエンタメの中でもゲームが一番好きだったこともあって、次第にゲーム会社を中心に就職活動を行うようになり、その中でも最もプロダクトが好みだったコロプラに興味を持ちました。

その当時は『軍勢RPG 蒼の三国志』と『白猫プロジェクト』が好きでよく遊んでいたのですが、運営会社を意識せずに遊んでいて、就活時にいろいろ調べていくうちにコロプラのゲームだったことを知りました。
いちユーザーとして、コロプラのゲームに好感を持てたことが決め手になり、2020年にコロプラに新卒入社しました。

やりがいを感じていること

私が人事企画部へ異動になったのは、現場を知る人間として、現場とバックオフィスの橋渡し的な役割を期待されてのことでした。

業務フロアが同じでも、席が離れているだけで雰囲気が全く変わりますし、関わる人もさまざまです。
クリエイターの作業フローや、どのような体制で業務が進んでいるのかなどをバックオフィス側が把握するのはなかなか難しいのですが、私は3年間のプランナー経験があるので、業務の流れを把握したり、クリエイターの声も拾いやすいです。今は橋渡し役を意識して、積極的にフロアを行き来するようにしています。

ゲームには何万人ものユーザーさまがいて、お問い合わせやTwitterなどのSNSを通して反響をみます。しかし人事の場合、対象となるのは顔が見える従業員一人ひとりです。 フロアを行き来するだけでも従業員の声をキャッチアップすることができますし、従業員の喜びの声が聞こえたり、楽しそうに仕事をしている姿を見かけると、本当に嬉しくなります。

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これまでのキャリアパスについて

私が入社した2020年は、コロナによる感染拡大が広まり、全社的にリモートワークに切り替えたタイミングでした。ビジネスチャットで業務のやりとりをする際、コミュニケーションミスが多発していたのですが、私は学生時代にWebライターをしていたので、言語化して人に伝えることは得意でした。その経験がプランナーの仕事にも活かされたと思います。

入社以前はゲーム作りというと、みんなで和気あいあいと作っているイメージでしたが、実際に現場に入ってみると、非常にロジカルな思考で作られていることに驚きました。
私は子供の頃から漫然とゲームで遊んでいるタイプだったのですが、あるとき上長から「プロとしてゲームの楽しさを言語化しなければいけない」とアドバイスをいただきました。それからはゲームの本質を言語化して考えるようになりました。

特にコロプラのクリエイターは「なぜそれを作るのか?」ということを重視するので、目的や理由を明確にする必要があります。ゲームの楽しさを言語化するようになってからは、「こういう体験を提供したい」と明確に説明できるようになりました。
言語化する能力は、制度設計の仕事においても、チームメンバーや他部署と協議する際に役立っています

今後やりたいこと

労働環境や従業員の悩み解消を行うことは人事の重要な役割の一つではあるのですが、適切な対応をするためには、従業員の業務を理解することが大切です。しかし、人事担当の全員が現場の業務内容を全て理解するのはなかなか難しいのも現実です。なので私は現場での経験を活かして、課題感や悩みをキャッチアップするための方法や部署の垣根を超えたコミュニケーションを活性化させるための仕組みを作り、課題解決に取り組みたいと思っています。

人事に関する業務は、経営の柱になるものだと考えています。人事での経験を積むことで、将来的に高い視座で経営を見ることができるようになりたいと思っています。
現場のこともわかるし、人事や経理的なこともわかる総合的な人材になることを目指しています。

自分をポジティブにしてくれること

本を読むことが好きで、小説から技術書まで幅広く読んでいます。最近は人事のことをもっと勉強しなきゃいけないと思い、ビジネス書を読む割合が増えました。

インターネットや電子書籍ではなく、「紙の本を読む」という行為にリフレッシュ効果があると感じていて、紙の本を読むと頭がクリアになる気がしています。
情報収集においてインターネットは優れていますが、必要な情報を見極めたり、物事を深く理解するには、たくさん本を読んで土壌を育むことが大事だと考えているので、さまざまな本を読むことで、いろんなものの見方ができるようになりますし、物事を理解する解像度が上がるように思います。

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これから入社する方へ

コロプラは今年で創設15周年を迎えます。現在はプライム市場に上場し、会社も大きくなっていく中で変化が伴うこともたくさんありますが、モノづくりに対する熱い想いを持った従業員の存在は創業当初から変わらずあり続けていると思いますし、私自身は、良いモノづくりのためにはパワフルな方の存在が必要だと思っています。イノベーター気質のパワフルな人が力を発揮するためには、良き理解者が必要です。
私たち人事が彼らの理解者となって社内制度や環境を整え、安定した中にも勢いのある会社にしていきたいと考えています。

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