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入社2年目でコロプラVRチームのプロジェクト・マネージャーに!

  1. プロジェクトマネージャー

    Y.N

    1991年兵庫県生まれ。同志社大学卒業。学生時代にWEBサービス事業の立ち上げを経験。2015年4月にコロプラへ入社、8月にVRチームへ配属。11月よりVRパズルゲーム『Fly to KUMA』のディレクターとして制作に携わり、2016年3月に新規プロジェクトのプロジェクト・マネージャーに抜擢されました。趣味は小説やマンガを読むこと。

入社2年目で、コロプラのプロジェクト・マネージャーに抜擢されたY.Nさん。しかも担当部署は、いま大注目されているVRです。かなりのプレッシャーなのではと思いきや、「いろんな経験ができてチャンス」だと話します。実は、新卒で総合職として採用されながら、開発部署に配属されたということですが、具体的にはどんな業務をしているのでしょうか。

「VR」という新しいジャンルのゲームを、みんなでゼロから考えて作りあげていく過程が楽しい!

入社2年目でプロジェクト・マネージャーに抜擢されたとのことですが、それまでどんなお仕事をされていたんでしょう?

新卒で入社して、4カ月間の研修後、8月にVRチームに配属されました。最初は知識も経験もないので何もかも手探りでしたが、社内の人にいろいろヒアリングしていくうちに、できることが増えていきましたね。そして11月からは『Fly to KUMA』のディレクターを担当することになりました。

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新卒で早々にディレクターに抜擢されたことについて、当時はどんなふうに感じていましたか。

既存の業務もけっこう大変な時期だったんですが、マネージャーに状況を聞かれて、「大丈夫です」と答えたところ、「じゃあ仕事を2倍に引き上げてもいいですか」と言われて、「はい」と(笑)。「2倍」というのは大げさですけど、僕はいろんな経験ができたほうが面白いと思うタイプなので、むしろチャンスだと感じましたね。もともと総合職で新卒入社したんですが、思いがけず開発部署に配属されましたので、配属されたからには、ちゃんとできることを見せたいと思いましたね。

VRゲームは最先端の分野ですが、実際に取り組んでみるといかがですか?

これまでのゲームとはちょっと違うものだと思っています。基本的にはユーザーさまが求める「体験」をいかに提供できるかが勝負だと考えているんですけど、そうするとこれまでのゲーム作りの手法やルール設定が合わない場面が出てくる。その時、何が本当にいいのかをチームのみんなで話し合って作り上げていく過程が、大変であり、面白いところでもありますよね。

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自分の意見も人の意見も、等しく疑う

いろんな意見が出てくると思うんですが、VRにはまだ業界標準もなく、これといった正解もないですよね。プロジェクト・マネージャーとして、どんなふうに意見をまとめていますか?

もともと何が正しいか正しくないか、ということをあまり決めないほうなんです。特に自分が正しいと思ったこともない。それもあって人の意見が絶対的に正しいとも思ってないんです。常に疑っているようなところがあって、それを追求するのが昔からのクセなんですよね。だからまとめるというよりは、よく聞いて、よく考えるようにしています。

仕事をする上で、自分のことも、人の意見も、あえて疑うようにしているということだと思いますが、いつ頃からでしょうか?

自然とそうなっていました。あんまり成功体験がないので(笑)、過度な自信が持てないというのもあるかもしれません。自分で考えて積み上げてきたものに対しては、これは間違ってないだろう、と思えるんですが、絶対的に正しい考え方というものはそもそもないと思っているんです。人それぞれの考え方があって、それが正しい・正しくないというより、その考え方がその人に合っているんだな、というふうにとらえているんですよね。

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ベテランや個性の強いメンバーの意見もまとめていかなければいけないわけですよね。

VRチームは一切妥協をしないので、自分は絶対にこれがいいというものをみんなが推してくるので、大変なチームではあると思います(笑)。メンバーはみんな僕より年上で業界経験の長い方ばかり。だからといって先輩の意見が絶対に正しいと思ってやっていたら、自分ができることは何もないですよね。何が正しいかなんて誰にもわからないものなので、自分の意見の中にも多少はイケる部分があるはず。そう思って自分なりの意見を持ってやっています。

僕のベースは成功体験ではなく失敗体験

これまであまり成功体験がなかったということですが、どんな学生時代だったんでしょう?

高校1年のとき、遊んでばかりいて偏差値がすごく低かったんです。あるとき「自分は将来何がしたいんだろう?」と考えるようになって、漠然とですが、経済や経営に関わる仕事に就きたいと思ったんですよね。そこで経済学部経営学科のある大学に進学する目標を立てたんですけど、志望校に入るには偏差値を30くらい上げなきゃいけない。高校2年生になってからは1日10時間くらい勉強していました。それまでバスケとマンガや小説に夢中でまったく勉強していなかったので、それくらいやらないと追いつかなかった(笑)。

急激に偏差値を上げて大学に合格したあとは?

1、2年はごく普通の学生でした。自分が何をやりたいのかをずっと探していて、特に何も見つからず......あまり活発ではなかったですね。3年になって就職活動を始めて、当初はコンサルティング会社を中心に受けていました。いつか自分で事業を創りたいという気持ちが根底にあったので、その業界を目指したんですけど、ふと根本的な疑問に突き当たったんです。実際にその仕事に就いたとき、それらしいことは言えるかもしれないけど、自分は事業を創ったことも会社を興したこともないじゃないか......と。自分はそんなことをしたいのだろうか?と。

学生起業家を目指していたんでしょうか?

起業家になりたいという感じでもなかったんですけど、経験として絶対に1回は自分で事業やサービスを創ってみたほうがいいと思っていました。実際に学生仲間10人くらいで仮想通貨を使ったWEBサービスを立ち上げようということになって......それからIT業界やゲーム業界に興味が移っていったという感じです。

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とにかく新規事業がやりたい

学生起業チームの中ではどういう役割だったんでしょう?

企画や開発にも関わっていたんですが、どちらかというと営業を中心にやっていました。当時は京都に住んでいたんですが、1カ月ほどひとりで東京に宿をとって、飛び込み営業で会社回りをしていましたね。

学生の身で飛び込み営業なんて、かなり度胸がいりますよね。

内心ではすごくイヤでしたよ(笑)。会社の肩書きもない学生だし、続くかどうかもわからないサービスを売り込むわけですから。結果はいいも悪いも半々という感じです。営業トークがうまくできないので、何回も訪問するようにしていましたね。そうすると、「そこまでやるならわかった」と言ってもらえたりするんです。あとは無料のお試し期間を売りに営業していましたね。

実際にそのサービスはローンチできたんですか?

できたんですけど、あまりうまくいかなかったですね。結局、学生の集まりで、それぞれやりたいことがバラバラで足並みがそろっていなかったんです。今振り返ると、自分も学びがぜんぜん足りていなくて、考え方も完全に自己中心的だったと思います。自分の意見を人に押しつけていただけなんだなって。

失敗から気づかされることって社会人1、2年目に経験するものですけど、早いうちにそれを経験したんですね。

まさに失敗から気づかされましたね(笑)。それ以来、自分のほうが絶対的に正しいと思うようなことはなくなって、人の意見をよく聞くようになりました。人はどうしても自分が正しいと思ってしまいがちですが、それでやり合うと揉めることが多い。学生時代に何回も意見の食い違いで揉めて、なんでできないんだ?という葛藤を繰り返してきたんですよね。そんなこともあって、自分の意見も人の意見も少し疑ってみるようになり、チーム内での調整の仕方も少し変わりました。

そうした経験を経て、コロプラに入社を決めた理由を教えてもらえますか?

いろんなことをやらせてくれそうな会社だったというのが一番の理由です。もともとゲーム業界を志望していたわけでもなく、新規事業をたくさんやっている会社という軸で考えていて、たまたま就活の際にコロプラを知ったんです。新卒採用で新規事業をうたっている会社は多いんですけど、実際はかなり小さなスケールの新規事業だったりして、「ほんとか?」と思うことが多かった。そんな中、コロプラは本気で新しいことをやろうとしている動きが見えたんですよね。

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実際に入社してみて、いかがですか。

とても早い時期から仕事を任せてもらえて、充実しています。もちろん、大変なこともありますが、やっぱり最先端の環境で、すごい先輩たちと新しいゲームを作っていけるのは、大きなやりがいがありますよ。

これからも楽しみですね。

はい。これからも、いろいろなことに積極的に取り組んでいきたいです。

新卒入社2年目にして物事をフラットに見つめる視点を持ち、ベテランマネージャーと話をしているような気持ちにさせるNさん。よくよく話を聞くと、大学生時代に学生ベンチャーを経験し、人より早く、いろいろな課題に向き合ってきたようです。VRの世界はいま大注目されていて、やるべきことも考えなくてはいけないことも多いと思いますが、それを、何ごとも"経験"として楽しめる人が、素敵な未来を作っていくのかもしれません。

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