コロカ事業

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宮崎果汁のグァバドリンク


 

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美味しさの秘訣

宮崎果汁のグァバドリンクの特徴は、濃厚なのに後味がスッキリしていること。果汁は50%と表示してあるのにも関わらず、100%のような味わいを実現させています。

この商品の美味しさの秘訣はどこにあるのか、グァバドリンクの製造過程を通して伺ってみました。

 

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美味しさの秘訣「調合」

まず、7~9月の旬の時期に収穫した果実を砕き、ピューレ状にしたものを冷凍しておきます。

冷凍しておいたピューレは製造の前日に水につけ解凍。更にミキサーで砕き、遠心分離機でろ過します。

ろ過を終えた果汁は釜に入れ、水を加えて45~50℃で加熱。タイミングを計り、果糖、ハチミツを加え、味を調整しながら加熱を続けていきます。

この調合に美味しさの秘訣が隠されていました。

「50%と書いてありますが、水と果汁の割合は半々より少しグァバが多めです。グァバってバナナと一緒で水分が少ないから水を入れないとドリンクにはならないんですよ。バナナジュースを作る時って牛乳とか水を入れるでしょ?それと同じなんです」

また、この水や果糖、ハチミツの配分こそが、後味をスッキリさせる要因にもなっています。

もちろん、グァバの実は収穫期によって酸味が変わるので、味を均一にするためにその都度調合します。

 

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美味しさの秘訣「瓶詰後の殺菌」

そして、糖度、pH(ペーハー)検査を終えたら瓶詰め。その後、瓶ごと殺菌槽に入れ、85℃で45分間殺菌します。

ここにも美味しさの秘訣がありました。

「以前は瓶詰め前に殺菌していたんですが、それでは風味が飛んでしまうことに気付いたんです。なので今は、風味を閉じ込めたまま瓶詰め後に殺菌しています」

そして、殺菌後30分間冷水につけ冷やし、水気を拭きとってラベルを貼り検品すれば完成です。

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