コロカ事業
高知のアイスクリン
- 店舗レポート
高知の夏はアイスクリン
「高知県で『アイス』といえば、アイスクリームでなく"アイスクリン"ですよ」。そんな話を耳にしたのが、今回の旅のきっかけでした。
調べてみると、アイスクリンは高知の夏の風物詩、定番というべきものだといいます。
今回はそんなアイスクリンを製造・販売する有限会社高知アイスに向かいます。
コロカの旅はまだまだ続く
高知県へは、JR岡山駅と土佐くろしお鉄道宿毛(すくも)駅のあいだを走る特急南風で向かうことにしました。
南風は、瀬戸大橋を渡ると四国に上陸。瀬戸内海に面した工場地帯を過ぎて市街地に入ったかと思えば、やがて田園地帯へ。約2時間30分の旅の末、JR高知駅に到着です。
高知アイスへは、ここからさらに西に位置するJR伊野駅まで行く必要があります。土讃線のワンマン電車で約20分。伊野駅に到着です。しかし、高知アイスへはまだ道半ばといったところ。ここからは、バスで移動することになります。
人里離れたアイスクリン屋
JR伊野駅を出て最初の交差点を左折すると、約30m先に高知交通バスの停留所があります。ここから「若宮行き」に乗り、高知アイス直売店がある「和田」まで向かいます。
バスは日本国内でも有数の清流・仁淀川(によどがわ)の雄大な流れを左手に見ながら、山間の集落を渡り歩くように走ります。バスは市街部から遠ざかる一方。「なぜ、こんな山奥でアイスを作っているのだろう......」、そんな疑問が、我々の頭をよぎります。
J揺られ揺られて約50分、ようやく「和田」の停留所が見えてきました。
自動車で向かう場合は、高知自動車道を「伊野」で降り、国道194号線を仁淀川に沿って北上します。こちらは40分程度の道のりです。