コロカ事業
徳島・すだちバーモント
- 店舗レポート
すだちの国といえば......?
サンマなど、焼き魚に添えられる「すだち」。このすだちの国内生産量が日本一を誇る都道府県は、どこでしょう?答えは徳島県です。国内で生産されるすだちの、なんと98%を作っているといいます。
今回我々が訪問するのは、そんなすだちを使ったドリンク「すだちバーモント」を製造・販売する「野田ハニー食品工業株式会社」です。
まずは新幹線でJR岡山駅へ。岡山からは特急・南風で約1時間30分、徳島県三好市にある「阿波池田」まで移動します。ここからは、徳島県の中心地「徳島」に向かう徳島線で、約1時間15分。「鴨島(かもじま)」で電車を降ります。
飛行機を使う場合は、徳島阿波おどり空港からリムジンバスに揺られてJR徳島駅へ。徳島線で同じく「鴨島」を目指します。空港から約1時間10分の旅となります。
アーケードを超えて
鴨島駅を出たら、左前方に見える「銀座商店街」のアーケードに入ります。アーケードの出口は県道239号線になっており、ここで左折。あとは徒歩で約15分直進すると、やがて右手に野田ハニー食品工業の本社工場が見えてきます。
途中、進行方向左手に「野田ハニー」と書かれた建物のそばを通りますが、目指す工場とは別の建物なのでご注意を。
自動車を使う場合は、徳島自動車道を土成(どなり)で降り、国道318号線を南下。伊予街道とぶつかったら左折。土成から約15分の道のりです。
養蜂場としてスタート
野田ハニー本社には製造工場があり、同社の製品を販売する「すだちの館」が隣接しています。ここでは全商品が定価の1割引きとなっており、アウトレットの商品を含め、すべてがコロカ対象です。
我々を迎えてくれたのは、野田ハニーの代表取締役・野田和博さん。同社の3代目を継いだ方です。「野田ハニーはもともと、私の祖父が始めた養蜂場なんです。社名の『ハニー』はそのときの名残りです」と、教えてくれました。
一帯ではかつて、みかんの栽培が盛んで、その花の蜜を集める養蜂業者が多かったといいます。そのなかで野田さんの祖父は、蜂蜜を採集する遠心分離機を自ら改造して電動化させるなど、工夫が好きな人だったそうです。