コロカ事業
岡山・清水白桃ゼリー
- 店舗レポート
夜汽車に乗って...
多くの乗客で賑わうJR東京駅も、21時を過ぎたあたりから人がまばらになります。
今回は「志ほや」のある岡山まで寝台特急で行ってみようと思い立ち、夜の東京駅にやってきました。岡山に向かう「サンライズ出雲」にはノビノビ座席という寝台料金不要のスペースがあり、これを利用すると新幹線で行くよりも安く済むのです。
......とチケットを取りに行ったまではよかったのですが、出発5日前の時点ですでに売り切れ。やむなくシングルB個室寝台を予約しました。新幹線で行くより5000円ほど高くなった計算になります。
ゆらゆらと揺れて岡山
乗車時ノビノビ座席を覗いてみたら、とても人気があるようで女性客の姿もちらほら。個室のように閉ざされた空間はなくプライバシーはないのですが、逆にそのことで友達との旅行を満喫できるのかも知れません。ちなみにノビノビ座席で移動する場合も、車掌さんから310円の利用券を買えば、車内でシャワーを使うことができます。
サンライズ出雲は東京を発つと新横浜、熱海などにも停車しながら一晩じゅう走り続けます。そして翌朝6時27分にJR岡山駅に到着。
長旅のせいか、電車を降りてからしばらくは身体が揺れているような感覚が残ります。
寝台車での寝心地は「電車の音や振動を心地よいと感じられるか否か」で評価が分かれそうではありますが、旅していることの実感を味わえることだけは間違いありません。
いざ「桃」退治へ!
JR岡山駅を西口に出ると、岡山らしく桃太郎の像が迎えてくれました。勇ましく鬼ヶ島を見やる桃太郎とは対照的に、お供の猿がどこか不安げに見えなくもないですが、我々の旅のほうは心配いりません。ここまでくれば、志ほやまですぐなのです。
駅前の路面電車・岡山電気軌道に乗り、約5分。大通りを直進した先にある城下(しろした)駅で降り城下筋を南に3分ほど歩けば、通りの右側、日本銀行岡山支店の真向かいに志ほやの丸い看板が見えてきます。