コロプラ

コロカ事業

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佐渡島・へんじんもっこの生サラミ

 

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生サラミを求めて佐渡へ

新潟港よりジェットフォイルに乗船し、港に隣接する工場などを横目に出発しました。1時間ほどすると佐渡島の両津港に入港します。
佐渡島は大阪府の約45%に相当する面積を誇り、日本でも大きい島の一つです。
両津港から車で15分ほど走ると、緑色の縁取りに豚のイラストが描かれたコロカ店「へんじんもっこ」の看板が目に入ります。
島内はバス移動ができますが、せっかくの佐渡旅行であれば、タクシーやレンタカーで島内の観光スポットをめぐるほうがいいかもしれません。両津港には交通機関の事務所が集まっており、そこで手配することが可能です。
白い紙に大きく「コロプラ様」と書いて胸の前に掲げ、我々を笑顔で出迎えてくださったのは、社長の渡邊愼一さんと、奥様で専務の朝美さんです。

 

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逆境で生じた転換点

さっそく、以前は肉屋だったという「へんじんもっこ」がソーセージやサラミを製造し、いまではそれがメインとなった歴史を伺いました。
東京でサラリーマンをしていた社長は、お母様の入院をきっかけに佐渡に戻りました。そのまま流れで家業を継いだものの、肉屋としての商売の先行きに不安を感じたそうです。
そこで、ドイツでは肉屋がソーセージを作っていることから、スパイスや資料を取り寄せ、自己流でソーセージ作りに取り組み始めました。あとからお聞きしたのですが、中学生の頃から外国への憧れをお持ちだったそうで、それも関係しているのかもしれませんね。

当時は「自分の持てる能力で人がやらないことをやる」という軽いスタンスだったそうですが、お話を聞いていると、心からソーセージ作りにのめりこみ、大変な中でもひたすら「本物」を追求してきた様子が思い浮かんできます。

 

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自己流による試行錯誤

ソーセージ作りでは、数々の問題にぶつかったと言います。社長は、それらの苦労話をまるで笑い話のように「ガハハハ」と豪快に笑いながらお話してくれました。
たとえば、信じられないことですが、腸と中に詰めた肉が分離してしまうという問題をクリアするのに非常に苦労したと言います。ドイツでは当たり前すぎて本には載っていないのか、それゆえ答えを探すのに塩加減を調整したり、原料を工夫したりして様々な実験を繰り返したそうです。
また、販売するにあたっては、食品衛生法の「食肉製品製造業」の許認可をとるのに奔走したそうです。工場を建てるお金や許認可のための獣医師、保健所の方々の応援や支えがあったからこそ、と当時の人々への感謝を語ってくれました。

 

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