コロカ事業

  1. 北海道・東北地方一覧

岩手・藤原養蜂場の蜂蜜

 

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不来方・盛岡の地

古来より日本に住む日本ミツバチのハチミツを求めて、北東北は不来方(こずかた)・盛岡を訪ねました。ハチミツと言えばコロプラのクマの大好物。なんとなくいつも以上の使命感を感じます。

岩手県盛岡市の市街地に位置するコロカ店・ 藤原養蜂場。JR盛岡駅からは市内循環バスが 頻繁に出ており、お店までは15分ほどです。その盛岡までは東北新幹線がありますが、東日本大震災により4月の時

点では運休中です。取材には秋田の大館能代空港からバスを乗り継いで向かいました。
交通手段はほかにも秋田や青森からの新幹線、花巻空港からのバスなど豊富にあります。

 

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一世紀続く養蜂

お店で我々を迎えてくださったのは、三代目藤原誠太さんの奥様、由美子さんと生産部長の村上正さんです。

藤原養蜂場は明治34年に、初代となる藤原誠祐氏がお堂で日本ミツバチを捕えたことを始まりとします。その後、代々養蜂技術を受け継ぎ、東北という寒冷地で養蜂に取り組んできました。


始まりは在来種である日本ミツバチによる養蜂でしたが、西洋ミツバチが輸入されると、その生産能力や育てやすさなどから西洋ミツバチ養蜂に切り替えたそうです。
現在は三代目藤原誠太さんが再び日本ミツバチの養蜂にも取り組んでいます。また、「銀座ミツバチプロジェクト」という都心で行う養蜂・都市養蜂の第一人者としても活躍されています。

 

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女王蜂の統率力

さっそく、村上さんへハチの生態についてお聞きしました。
ハチは「コロニー」という群れで行動します。ご存知のようにコロニーには1匹の女王蜂がいて、その女王蜂がすべての働き蜂を産みます。働き蜂はすべてメス。成虫になってからは巣の中で巣の手入れや幼虫の世話などをする期間(内勤蜂)、外に花粉と花蜜を取りに行く期間(外勤蜂)などと、成長段階によって役割が変わります。

「コロニー全体のバランスがとれるようにそれぞれの役割はコントロールされているんですよ。もし、外勤蜂が何かの理由で減ると内勤蜂の一部が外勤蜂となって全体のバランスをとるんです」

女王蜂のフェロモンによってコロニーは統制されており、そのため養蜂業はいかにいいコロニーを作る女王蜂を育てるか、次世代に残していくかがカギになるそうです。

 

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