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「エンジニア技術共有会」を覗いてみた

こんにちは、Be-ars編集部です。
社内のリフレッシュスペース『COLOPL Park(コロプラパーク)』を通るとよく見かける「技術共有会」。

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同じ職種の人が集まり、意見交換ができるのは貴重かつ有用!ということで、エンジニアやデザイナーの有志を中心に実施されていますが、通常の業務がある中でこのような会を継続するのは簡単ではないはず。でもしっかり続いていて、気づけばコロプラの文化の一つになっているんですよね。

いったいどんなことを共有しているのか? その内容は職種ごとに異なりますが、まず今回は数ある技術共有会の中でも社員の32%を占めるエンジニアの技術共有会について、4つの観点から概要をまとめてみたいと思います!

1 最大の目的はナレッジ共有とスキルアップ

多様なジャンルのゲームを開発・運用しているコロプラでは、プロダクトごとに独自の技術やノウハウを持っています。それらの知見はどんどん溜まっていきますが、発表する機会や場がないと、情報を整理して文書で共有するくらいが限度というもの。でもこれでは重要な情報が埋もれてしまう可能性もあります。

そこで技術共有会を定期的に実施し、エンジニアのスキルアップに繋がる情報を積極的に共有するようにしています。いま自分のチームが抱えている問題は他のチームで解決されたばかりの問題だったり、全社的に抱えている共通の課題がわかったりすることで、コロプラ社全体の効率化につながるんですね。
また、社内にいるそれぞれのスペシャリストが把握でき、「この技術ならこの人に聞けばいい」ということがわかるようになるのも大きなメリットになっています。

2 運営の基本は、週1回、お昼休みに45分。

エンジニアの技術共有会は、常にリフレッシュスペース「COLOPL Park(コロプラパーク)」で、お昼の時間帯に実施されています。というのも会議室だと敷居が高く、途中参加/退出もしづらいのですが、ここだと通りがかりに参加することもできたり、お昼を食べながら気軽に話が聞けたりして、参加しやすいためです。また、人がよく通る場所ゆえ、実施しているだけで認知にもつながるというメリットもあります。

ちなみに時間は45分と決めています。「30分だと短すぎるし、60分だと長く感じる」というみんなの感想をもとに決めました。頻度はほぼ週に1回です。これも「週に2〜3回は多すぎる」というアンケート結果から、平均して月に4回程度の実施としています。

3 これまでに実施した、具体的な内容は?

概要ばかりではイメージしづらいと思いますので、過去に開催されたコンテンツのタイトルを少し掲載してみたいと思います。ゲームプログラマー向け、サーバーサイドエンジニア向け、インフラエンジニア向けの内容がありますが、もちろん、いつでも誰でも自由に参加できます。

プログラミング不要!VRコンテンツ作成入門/脱Unity!?UE4でVR開発のここが変わった/ゼロから始めない開発生活!〜「Unity共通ライブラリ」のご紹介〜/初めてのShader/なぜあなたのgitは汚れたのか。git汚れの原因と対処法 in Unity/PHPで学ぶDIとService LocatorとReflection/Pythonで楽しく/CEDEC参加報告会/GDC参加報告会 etc.

このほか、「リアルタイム通信ゲーム制作のノウハウ」や「VRゲーム制作のノウハウ」「新作ゲームリリース後の開発秘話」など、コロプラならではのナレッジ共有もしていきます。

4 発表の練習の場として

「シャイな人が多い」とよく言われるエンジニアですが、人前で話すプレゼンも、慣れると楽しく感じられるとのこと。自分が得た知見を発表するのはもちろん、発表がうまい人の資料を見て、資料づくりもうまくなっていきます。ちなみに技術を共有するだけでなく、ゲームや趣味の話をし合う「LT(ライトニングトーク)大会」を実施することもあります。1人5分ずつの発表でありながら、お互いのことを知るいい機会になるので、コミュニケーションの活性化につながるという副次効果も出ています。

また、国内外で実施されているカンファレンスや大型勉強会などに登壇する社員が、発表の練習や報告の目的を兼ねて、イベント用にまとめたコンテンツを共有することもあります。会場に足を運ばなくても聴講できるのは大きなメリットですし、ほかのチームの発表は刺激になります。
たとえば、最近では『UNREAL FEST EAST '17』に登壇したVRチームが登壇するなど、コロプラ以外では決して得られないような知見をシェアしています。

以上、4つの観点から「エンジニア技術共有会」の概要をお伝えしました。次回は新卒エンジニアが主催している技術共有会について、また別の角度からリポートしていきます!お楽しみに!

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