さまざまな技術的問題に取り組む「最期の砦」にして「最前線」 さまざまな技術的問題に取り組む「最期の砦」にして「最前線」
PEOPLE

さまざまな技術的問題に取り組む
「最期の砦」にして「最前線」

2021年入社
クライアントエンジニア

T.W.

入社のきっかけ

中学2年生から独学でプログラミングを始め、地元の勉強会に参加してみんなとゲームを作って発表するといった活動をしていました。勉強会でゲーム専門学校の講師と出会ったことがきっかけで、ゲーム専門学校に進学しクライアントエンジニアを目指すようになりました。

ゲーム専門学校では、DirectXを使ってひたすらゲームを作る3年間を過ごし、技術的な基礎を培うことができました。コロプラに入ってUnityを使うようになった今もDirectXで学んだ基礎がしっかり活きています。

就職活動では、いろんなゲーム会社のインターンを経験するようにしました。その一つにコロプラの就業型インターンがあり、技術研究部でライブラリ開発を経験させていただきました。

実際の業務や勉強会を通して会社の雰囲気がわかり、社員の方々が高度なスキルを使って楽しそうに仕事をしている姿がとても印象的でした。また数々のインターンを経験した中でも、コロプラが一番オープンに会社を見せてくれたので、知れば知るほどコロプラに魅力を感じるようになり、入社を決めました。

現在の業務内容

入社してからは、クライアントエンジニアとして『ドラゴンクエストウォーク』の運用を経験した後、当時リリース目前だった『白猫GOLF』の新規開発にアサインされ、追加機能の開発やリリースの準備作業に携わりました。運用業務を経て新規開発を経験したことで、先を見越して作っておく柔軟さを意識するようになったと思います。
その後、自ら希望して技術研究部の業務と『白猫GOLF』の運用を兼務するようになり、現在は「技術研究部・開発効率化グループ」に所属しています。

技術研究部・開発効率化グループには、主に3つの業務があります。一つは、各プロジェクトで技術的な問題が発生した際、調査して問題解決にあたる業務。もう一つは、開発者向けの社内ツール・ライブラリの開発です。たとえばサウンドデザイナーの作業フロー改善と効率化のために、Unityエディターに依存しないサウンドデザイン用ツールを開発しました。最後に、技術研究部の本質でもある、将来を見据えた新しい技術の検証です。最新技術をプロダクトレベルで使えるように、あらかじめ検証や研究をしています。

技術的な問題を解決したり、開発の効率化に貢献することが私たちの役割なので、できる限り開発者の期待に応えたいと思っています。そのためにも積極的にコミュニケーションを取り、要望の意図をしっかりくみ取ることを大切にしています。

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やりがいを感じていること

技術研究部の仕事は、原因や解決策がよくわからない問題に直面したり、未知の技術を検証したりするものなので、常に新しいことに挑戦し続ける必要があります。慣れないミドルウェアを使ったり、新しい技術を学びながらの業務になるので、それ相応に苦労もありますが、実現可能かどうかもわからなかったことが実現できたとき、達成感を感じます。

その結果として、ゲーム開発の効率化に貢献できることに一番のやりがいがあります。開発に貢献するかたちで、私たちも一緒にゲームを作っているのだと思っています。

技術研究部は、困難な問題に取り組む「最後の砦」みたいなところがあり、同時に新たな技術に取り組む「最前線」でもあると思っています。自分はまだまだ未熟ですが、技術的な問題で困ったら「とりあえず技研に聞け」と言ってもらえるように、これからもがんばっていきたいと思っています!

これまでのキャリアパスについて

私が技術研究部に配属されたのは、当時の上長に「サウンド関連の技術に興味があります」と話したことがきっかけでした。私は楽器の演奏や作曲が趣味で、独学でサウンドプログラミングを勉強していたこともあり、今ではサウンド技術のメインエンジニアとして、サウンドの実装を任せてもらっています。大きな裁量を与えてもらったことで責任が生まれ、自分の動き方も変わってきました。

サウンド技術の検証プロジェクトを任された際、最初はどう動いていいかわからず苦労したのですが、それはこれまでの視座が低く、プロジェクトや自身の役割への理解が不足していたからだと気づきました。

それからは、プロジェクトにとって必要な事を率先して考え、自らサウンドデザイナーやデザイナーにヒアリングした上で提案するようになり、ときにはミーティングを設定して各セクションのメンバーから協力を得ながらプロジェクトを主導しています。裁量の大きなポジションを任されたことで、仕事のスタンスもより良くなったと思います。

今後やりたいこと

サウンド技術を担当するエンジニアとして、サウンドチームとエンジニアの架け橋になりたいと思っています。そのためにもサウンドの知識とエンジニアリングの知識をしっかり磨き、サウンド表現の向上に貢献できるエンジニアを目指しています。

将来的には、サウンド技術によって現実を超えるようなゲーム体験をもたらすことが、究極的に目指すところです。そのためには社内の誰よりもその分野に詳しい必要があると思い、サウンドプログラミングの勉強を日々続けています。サウンド関連の技術書で勉強をよくしているのですが、先日はサウンド技術のカンファレンスに参加するために、イギリスまで行ってきました。

サウンド技術全般のカンファレンスなので、直接的にゲームに関わる内容は少なかったのですが、サウンド表現を向上させる、さまざまな取り組みがあることを知り、社内のメンバーに情報を共有できただけでも収穫でした。新たなサウンド技術をゲームに応用するためにも、これからも広い視野を持ち続けたいと思っています!

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自分をポジティブにしてくれること

仕事の後や休みの日など、週3でスポーツジムに通っています。ランニングをすると、すごく気分がリフレッシュされ、仕事のパフォーマンスが上がることを実感します。逆に走らないでいると、パフォーマンスが低下することが目に見えているので、無理にでもジムに行くようにしています(笑)。

趣味については、今は個人的な音楽活動はやっていませんが、シンセサイザーソフトを自作し、デジタル信号処理を実装して遊んでいます。いい息抜きの時間になっていますが、趣味で培ってきた音の生成や音響学の知識が、業務に活かされているように感じます。

これから入社する方へ

創業者のメッセージに「どんなに苦しくても祖となるコンテンツをつくれる会社であり続けてほしい」という言葉があります。そうしたコロプラのフィロソフィーに共感できる人と一緒に働きたいと思っています。

組織の力を最大化するには、従業員みんなが同じ方向を向き、目標に向かって努力していくことが大切だと思っています。新しいことに挑戦しようとすると、さまざまな生みの苦しみが待っているものですが、コロプラのフィロソフィーに共感できる人なら、みんなと一緒に困難を乗り越えられるはずです。

コロプラの社員は、新たなことに挑戦してきた人ばかりです。挑戦した分だけ成功も失敗も経験してきた人たちなので、新しいことに挑戦したいという人に対し、組織全体で応援しようとする精神が根付いています。どんどんチャレンジしたいという人にとっては、すごく恵まれた環境だと思いますし、コロプラも挑戦するマインドを持った人を求めています!

内定後、入社するまでにしたこと

社会人になると、まとまった時間を取るのが難しくなると思い、内定後はガッツリ時間を取って基礎から英語を勉強し直しました。その間、普段の生活も英語学習もすべて英語のみにして、できる限り日本語を使わないようにしました。英語のテキストで英文法を勉強し、わからない単語があれば英語の辞書を引くという勉強法です。また、実際に英語を使うことが大事だと思い、メタバース空間で海外の人と会話し、実践的に英語を学んでいきました。

入社4年目の今、英語を勉強しておいて良かったと実感しています。エンジニアリングに関する海外のレポートや本を読んだり、海外のエンジニアが集まるコミュニティに参加したり、英語がわかることで幅広く情報収集できます。イギリスのカンファレンスに行ったときも、現地の人から直接話を聞いたり、一緒にチームを組んでクイズ大会に参加したり、カンファレンスを楽しみながら内容を理解できました。
内定後は、たっぷりある時間を自分の学びに使うことをオススメします!

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