コロカ事業

  1. 中国・四国地方一覧

香川県東かがわ市・羽根さぬき本舗


 

081_wasanbon_10.jpg

文化を守る

このように、非常に手間がかかる和三盆作りですが、三谷社長は一切の手間を惜しむ事はしないそうです。
「儲けようと思えば、儲かるのかもしれませんが、私共の会社だけ儲けても仕方がないのです。和三盆という200年続く文化を守り、発展させて行くことに、全神経を集中しています。」と語る三谷社長。
大量生産をしようと思えば、技術的には可能かもしれないが、味が犠牲になる。
また、仕入れ材料を安くするために、栽培農家からサトウキビを買いたたくことになる。
さらには、干菓子の型をつくる木枠職人、様々な道具を作ってくれる職人、研ぎをする職人と和三盆作りに関わる様々な人を支える事が出来なくなります。
自分達が永続的に文化を残し、社会に貢献していくためには、和三盆という世界に関わるすべての関係者と一緒に盛り上げていかねばなりません。
「だから、大量生産も安売りもしません。作れるときにきっちりと作り、わかっていただける方に適切な値段で購入いただくようにしています。」
常に良い和三盆作りを求め研究を続ける姿勢と、和三盆の文化を後の世に残すために、三谷社長は今日も和三盆糖と向き合うのでした。

 

081_wasanbon_11.jpg

様々な交通手段

実は、讃岐相生駅は停車する列車の本数が少なく、午後は二時間に一本ということもあります。隣駅の引田(ひけた)駅は、特急も止まり羽根さぬき本舗までは徒歩で20分程度の距離にあります。
徳島の鳴門駅前からは、引田線という路線バスが引田駅前に向かって走っていて、馬宿東バス停で降りるとすぐに店舗に着きます。
アクセスが若干不便ですので、お伺いするときは事前に時間を調べてお伺いしてください。
また、店舗は常に店員さんがいるとは限りませんので、門にある呼び鈴で呼び出していただく形となりますので、お気をつけください。
東かがわ市の市役所付近ではお土産「レースの手袋」が取得できます。運が良ければJR高徳線からも取得が出来るかもしれません。
高松から、徳島から、さらにはお遍路がてら大坂峠を越えて...と、様々なアプローチ方法がありますので、じっくり検討してお伺いしてみてください。

 

share
  • Facebook
  • X