コロカ事業

  1. 中国・四国地方一覧

山口県萩市「泉流山」を訪ねる


 

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萩焼の土

萩焼の歴史を理解したところで、萩焼の特徴についてもお話をお伺いしました。
まずは、焼き物の大元、土です。山口県南部・防府(ほうふ)市の大道から採取される、大道(だいどう)土と呼ばれる土に、萩市の金峰(みたけ)山で採取される金峰土を混合したものが、萩焼の土となります。
この土で作られた萩焼は白色系になります。
一方、萩の沖になる見島(みしま)で採取される見島土に大道土を混合した土で作られる萩焼は、見島土の鉄分が影響し、赤褐色系の萩焼となります。
萩焼はこれらの土のブレンドの上に作られているのだそうです。

 

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貫入が生み出す七化け

萩焼の一番の特徴と言えば、貫入(かんにゅう)と呼ばれる表面のヒビにお茶やお酒など液体が染み込み、使い込むほどに器表面の色が変わってゆく、「萩の七化け」と呼ばれる現象です。
この貫入は、焼成の際の冷める過程で、土と釉薬の収縮率の違いにより生じます。
泉流山独自の歴史と経験に裏打ちされた、蹴りロクロでの成形、登り窯での焼成、独自配合で作られる釉薬。そして、個人作家として大眉の流れをくむ、將夫さん。
これら一つ一つの要素が、泉流山の萩焼なのです。

 

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萩の旅・コロプラの旅

萩への旅路は通常お土産の宝庫です。新山口発東萩駅行きのバスに乗ると、湯田温泉で「湯田温泉の湯」、美祢市で「鍾乳石」、萩市に入ると「高杉晋作の写真」と「萩城の置物」が購入できます。
泉流山の萩焼は、高価な器から、お手頃価格な普段使いの器まで、幅広い価格帯で用意されています。
お財布もプラもゆとりを持って山口県・萩市を訪れることをオススメいたします。

 

 

 

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