コロカ事業
香寺ハーブ・ガーデンのハーブ
- 店舗レポート
緑豊かな田園都市・香寺町
姫路市との境に市川が流れ、自然に恵まれた緑豊かな田園都市・香寺(こうでら)町。今回はこの地にハーブを求めて香寺ハーブ・ガーデンを目指します。
JR姫路駅からJR播但(ばんたん)線に乗り20分ほど揺られると到着する香呂(こうろ)駅が最寄り駅です。
歩いて香寺ハーブ・ガーデンに向かう道すがら、川を挟んだ先にある小道は桜並木になっており、桜の季節にはゆったりと眺めながら歩くことができます。
ステーキの側に添えられているもの
駅より歩くこと20分、香寺ハーブ・ガーデンに到着しました。代表取締役の福岡譲一さんが、父の「飲食店をやりたい」という最後の言葉で脱サラして1985年にレストランを開いたことが香寺ハーブ・ガーデンのはじまり。(写真は総務課長と企画課長を兼任する黒瀧陽子さん)
「レストランでお客様に食事を提供していく中で、ステーキのそばに添えられている「クレソン」などが、なぜ添えられているのか興味を持つようになったのですよ」そう語る福岡さん。
そっと横に添えられていて、ステーキといった主役を引き立てるクレソンなどのハーブはなんて謙虚なのだろうと、その謙虚さに共感し、大学の教授のもとで学び始めたそうです。
また世界中を巡ってハーブについて学び、自社ハーブ園で「自然に近い状態でハーブを栽培する」という独自の栽培法を開発しました。
2001年に株式会社香寺ハーブ・ガーデンを設立し、大阪大学・兵庫県と共同でハーブの研究・開発をしながら、日々販売に尽力されています。