コロカ事業
延楽梅花堂
- 店舗レポート
梅をとおした出会い
これまで人生の大半を梅の仕事に費やしてきた乗松さんですが、梅を通して出会った人のご縁も少なくありません。そんな大切な友人知人、そしてお店を訪ねるお客さんをおもてなしするためにつくられたのが、店内のサロンスペースです。
中央には白木の素敵なテーブルが置いてあり、私が訪れたこの日も乗松さんの友人が話に花を咲かせていました。もともと料理店に勤めていた乗松さん。今も時折、こうして知人が集まれば料理をふるまいます。
それになんと、今回のご縁で、コロカを求めて訪れるお客さんにも、1,500~1,800円ほどで梅ドリンク付きの和食をご提供していただく予定とのことです。それも楽しみですね。
せっかくお店へ足を運んだら、陽の光をいっぱい吸収してつくられた梅干しだけでなく、梅酢や梅ジュースも是非ご賞味ください。梅のパワーが感じられるはずです。
子どもと訪れても楽しい公園
「延楽梅花堂」の奥の窓の向こうには、緑が広がっているのが見えます。お天気のいい休日には子供連れの家族で賑わっているここは「こども動物園」。園内の池には、鮮やかなピンクのフラミンゴを見ることができ、モルモット、ヤクシカなどの動物とたわむれることもできます。
もともとこの辺りは、江戸時代に加賀藩前田家の下屋敷があったところ。屋敷の面影はほとんど残っていませんが、地名も板橋3、4丁目の隣が加賀1、2丁目と由緒正しい地域です。歩いて10分ほどにある加賀公園には、かつてのお屋敷にあった築山の跡が残っています。のんびりとこの界隈を散策して江戸時代に思いを巡らせるのもいいかもしれません。