コロカ事業
群馬県・芳房堂の甘納豆
- 店舗レポート
【高崎の地に降りた「初霜」】
芳房堂が全国に知られるようになったきっかけの商品が「栗甘納糖 初霜風情」です。
厳選した大粒の栗を渋皮のついたまま甘納糖にしたもので、横山社長が約3年かけて開発した商品です。ヒントは渋皮煮だそうですが、
「栗がはじけてしまうのでゆっくり煮ないといけないんですよ。均一に糖蜜を煮含めるのも難しい。いろいろ苦労しましたよ。」
と笑って開発当時のことをお話ししてくれました。
和風のマロングラッセとも例えられる「初霜風情」は、茶色の渋皮に白く輝く砂糖がまぶされた姿が高崎の初秋の情景をイメージさせることからその名がつけられました。
一粒一粒、丹念に煮つめられた「初霜風情」は、ほっくりというよりはねっとりしっかりした食感。ぎゅっと凝縮した十分な甘さが、ほのかな苦味の渋皮とあいまって絶妙なバランスとなり、栗の味と香りを最大限に楽しめます。
【甘いものが苦手な人には】
甘納豆は、日本茶で楽しむお茶菓子としてのイメージがありますが、実はコーヒーや紅茶にもピッタリなのだそうです。
製造工場のスタッフの中にも、実は甘いものが苦手という方がいるそうですが、焼酎やワインのおつまみとして甘納豆を楽しんでいるそうです。
また、初夏限定の「ふき糖」や、冬季限定の甘夏みかんの皮を使った「オレンジ」には、それぞれの素材が持つほのかな苦みがあり、甘いものが苦手な方にも食べやすいかもしれません。
季節によって、その時にだけ堪能できる味がある芳房堂の甘納糖。夏には青梅を使った甘納糖を冷凍してシャーベット状にして食したり、冬にはしょうが糖を紅茶に入れてみたり。甘納糖には、まだまだ未知なる無限大の可能性が詰まっているようです。
【群馬県 コロプラな旅】
高崎駅では地元の名物「だるま弁当」の通常お土産を購入することができます。もちろん、本物のだるま弁当も売っているので群馬を味わう旅のお供にするのもおすすめです。
高崎駅は県内最大のターミナル駅ですので、高崎駅を起点にして草津や伊香保、四万などの温泉地巡りもおもしろそうです。
初めてのコロカ提携店の登場をきっかけに、群馬を旅する計画を考えてみてはいかがでしょうか。