コロカ事業

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千葉県印旛村 「福島園」を訪ねる


盆栽あれこれ

平安期に唐から伝来した「盆景」が日本独自の形で発展したのが盆栽です。
少し前までは時間に余裕がある熟年の趣味と考えられていましたが、90年代からは、海外でも人気を呼び、国内の若者の間でも粋な趣味として再認識されてきています。

野外で見る大木の姿を鉢の上に縮小して再現するために、剪定(せんてい)を施したり、枝を屈曲させたりと、長い修練を要する様々な技術が必要です。
加えて、生きた植物が相手であることから、常に変化して「完成形」がないため、盆栽をどんなに極めても、盆栽道で人間国宝になった人はいないそうです。これは意外でした。

 

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盆栽のプロの技

盆栽は、山や畑から苗を手に入れ、鉢に植え替えて根付かせるところから始まります。
肥料や水やり、剪定といった作業に加え、芸術的な枝ぶりにするために、枝の太さに合わせた銅線(写真参照)を巻いて枝を曲げていくそうです。

なんと2年程度は巻いて、枝ぶりが固定したら外すとのこと。
自然の力と匠の技、そこに時間が加わって初めて成立するのが盆栽なのですね。

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