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新作開発を加速させる「リードクリエイター」を新設!取締役が語る現在の「コロプラの開発体制」とは

  1. 坂本 佑

    2009年に大手ゲームメーカーにエンジニアとして新卒入社し、プランナーに転向。アミューズメント系のゲーム開発に携わった後、モバイルゲームの開発に従事。2013年にコロプラに中途入社。2020年に取締役に就任し、エンターテインメント本部 本部長を兼任。

ーはじめに

2021年12月に発表した新体制により、コロプラグループの体制は大きく変わりました。
そして、2022年9月には、代表取締役会長 チーフクリエイターの馬場とともに新作タイトルをリードする「リードクリエイター」制度を新設し、新たに4人のリードクリエイターが選任されました。

新体制から約1年。複数の新作タイトルを開発する「コロプラの開発体制」はどのように変化したのか、ゲーム事業を統括する取締役の坂本にお話を聞いてみました!

トップと現場の距離が近くなったことで生まれた好循環!
開発スピード、クオリティが向上

新体制から約1年が経ちましたが、開発メンバーにどのような変化がありましたか?

創業者の馬場がチーフクリエイターに就任したことで、開発メンバーの間では良い意味で緊張感が高まり、ゲームのクオリティに対する意識が全体的に上がったと感じています。

馬場によるレビューの頻度も上がり、これまで以上に馬場と現場の距離が近くなったことで、コロプラにとって「新しい体験」とはどういうことなのか、求めるラインやクオリティなどの認識や目線が現場と合わせやすくなりました。

その結果として、開発のスピードや品質が上がったりなど好循環につながったと思いますし、僕自身も馬場の仕事ぶりや考え方などに接する機会が増えたので、クリエイターとして刺激を受けています。

新作タイトルをリードする
「リードクリエイター」とは

リードクリエイター制度を新設した目的を教えてください。

リードクリエイターは、ハイクオリティな新作ゲーム開発を牽引する役割を担っています。新作開発にリードクリエイターを置くことで、開発スピードとクオリティを高めながらコロプラらしい新しい体験を形にしていきます。

コロプラがVisionとして掲げる「最新のテクノロジーと、独創的なアイデアで"新しい体験"を届ける」を実現するには、新作ゲームの開発は必要不可欠です。市場の競争が激化し、新作開発の難易度が年々上がるなかで、開発チームを勢いづけるためにも、コロプラとして新しいモノをしっかり作っていくことを社内外に方針として打ち出していく必要がありました。

こうした厳しい状況下で、コロプラらしいゲームを作りだせるスキルを持った4名を「リードクリエイター」として任命し、チーフクリエイターの馬場とともに組織的に新作を開発する体制を整えていくことを目的として新設しました。

コロプラらしい新しいゲーム体験
それを判断するのがリードクリエイター

リードクリエイターの役割とは、具体的にどんなことをするのですか?

ゲーム作りには正解がありません。スマホゲームも昨今ではコンソールゲームに匹敵するほどリッチになり、開発期間が2〜3年と長期化しています。3年後に流行るものは誰にも分からないので、開発初期の企画段階では未来予測に近いものとなり、こうすればヒットするといったような答えを出すことが難しいです。

そのため「ユーザーの需要はこうなるだろう」「未来はこういうものが喜ばれるに違いない」といったように未来の流行を軸に議論を重ねることになります。

さらに、それだけでは足らず、「こういう体験を届けたい」という想いが最終的な判断においてとても重要になります。その判断は個人に結びつくことが多く、それが可能な人材が「リードクリエイター」です。

新作開発に欠かせない判断をリードクリエイターに任命することで、正解のないゲーム開発において判断を担っていく人間を明確化したいと考えました。 20221222_no3_02.jpg

「独立性」が重要視される時代
開発メンバーの意識統一を図る

新作開発で求められる「独立性」とは、具体的にどんなことでしょうか?

先日社内で実施したリードクリエイターの任命式の際に、馬場からも言及があったのですが、今は以前よりも、開発チームの独立性が重視されるようになったと考えています。

スマホゲームの多様化や要求技術の高度化に伴い、年々ゲーム開発の難易度が高まっています。作るものが複雑になり、開発期間も長期化しているため、それに合わせて開発チームも大規模になっています。

チームが大きくなると最も課題になってくるのが、チームとしての意識統一が図りづらくなるということです。さまざまな価値観のメンバーが集まると、自ずと考え方の衝突が起こりやすく、チームとしての意見がまとまらないということが多々発生します。
そのため、長期的に議論を深めあって、意識が統一されたメンバー同士がチームを組んだ方がブレることなく迅速に開発を進めることができるのです。
もちろんプロジェクトの状況に応じて、横断的にメンバーを入れ替えたりすることも重要ですが、上記のような観点からメンバーを固定し、独立性を維持することもまた重要という考えです。

前述したように、正解のないゲーム開発においては「こういう体験を創出しよう」という判断が必要であり、その判断をチーム全体で統一しながら開発を進めていかなければなりません。

リードクリエイターを中心として信頼関係が構築されたチーム体制が、今の時代は必要です。 20221222_no3_03.jpg

多様なスキルと豊富な経験を有するリードクリエイター

リードクリエイターにはどんなスキルを持った人がいらっしゃるんですか?

今回選任された4人のリードクリエイターは、コロプラの新作開発には欠かせないスキルや経験を併せもつエキスパートです。担当プロジェクトに応じて、プロデューサー、ディレクター、アートディレクター、ゲームデザイナーの役割をひとつだけでなく、複数担うことができるスキルを持っています。

4人の経歴もさまざまで、映像業界からコロプラで初めてゲーム開発に携わった人もいれば、大手コンシューマーゲーム会社で複数の有名タイトルの開発責任者を務めた人、デザイナーからプロデューサーやディレクターを務めた人、プロジェクト責任者としての経験がある人だけでなく、コロプラで経験を積んでリードクリエイターとして足るスキルを身につけた人もいます。

そして、スキルや経験も大切ですが、コロプラのフィロソフィーに共感し、それに沿ったゲーム開発ができることも新作を開発する上でとても重要です。

今回は4人のリードクリエイターを選出しましたが、コロプラがこの先も新しい体験を作っていくために、リードクリエイターとなり得る人材がどんどん出てきてほしいと思っています。コロプラにはチャレンジできる開発環境が整っているので、自分たちが考える「面白いゲームとは何か」をとことん追求してほしいと思っています。

まだ世の中にない新しい体験を作りたい
ゲームクリエイターを積極採用中!

現在、ゲームクリエイターを積極採用中ということですが、どんな人とゲーム作りをしていきたいですか?

コロプラはまだ世の中にない新しいコンテンツ、いわば"祖"となるコンテンツを作っている会社なので、新しいゲーム体験の創出に貪欲に挑戦できる人と働きたいと思っています。
さらに言うと、仮に失敗しても諦めない「粘り強さ」も大切にしています。まだ世の中にないということは、100%実現できるとは限らないからです。

コロプラは新しいことにTRYする文化が根付いていて、失敗を恐れず挑戦できる環境があるのでどんどん挑戦していってほしいと思っています。もちろん、ゲーム開発として求められるクオリティを実現できるスキルも大切ですが、この2つはクリエイターに必要な資質だと思っています。 20221222_no3_04.jpg

リードクリエイターによって、どんな面白いゲームが生まれるのか、今後の展開をたのしみにしています!気になるリードクリエイターにも近々インタビューを実施します!

※ 本インタビューは撮影時のみマスクを外す等、感染症対策を十分にした上で行いました。

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