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テレワークの延長で、オフィスチェア約500台を従業員の自宅に配送!?

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、コロプラでも対策が続いています。緊急事態宣言は解除されたものの今後もテレワークありきの勤務体制が続きますので、社内のあちこちで(セキュリティ対応のエンジニアチームはもちろん、総務でも法務でも経理でも人事でも......)様々な対応が進められています。

今回も、まずはVol.1Vol.2Vol.3Vol.4と同様に、時系列で感染症対策をリポートします。あくまでも "社員数900名規模のエンターテインメント企業" の事例ですが、ご参考にしていただける部分があれば幸いです。

時系列で見る、
新型コロナウイルス感染症対策 in コロプラ

以下のアナウンスは全て「Slack」というコミュニケーションツールでなされ、毎週、社長や役員陣によるビデオメッセージも配信されています。

5月7日(木)
◆ 緊急事態宣言の延長に伴い、「スーパーフリーアドレス勤務」制度の適用期間を5月31日まで延長することを通知。
◆ 体調不良の報告・相談基準の改定。37.5℃以上の発熱の場合に限らず、息苦しさや強いだるさ、味覚臭覚の異常などコロナウイルス感染症に代表される症状がみられた場合は、上長および人事への報告をするように通知。

5月中旬
在宅勤務に対応した取り組みとしてペーパーレス化を推進。
 ∟ 経理:経費精算に関する書面申請をWeb申請へ移行。
 ∟ 法務:契約書に関する書面申請を電子署名へ移行。

6月1日(月)
業務で使う「Slack」とは目的を分けて、社内SNS(主に雑談用)として「Google+」のテスト利用を開始。

6月8日(月)
新制度の「フレキシブルワークスタイル制度」を導入。新型コロナウイルスの感染状況(今後起こりうる緊急事態宣言など)に即座に対応するため、1ヶ月ごとに適切な出社率を定め、その出社率に合わせて各部署で従業員のワークスタイル(出社/在宅)を決定。6月は出社率を30%と定め、出社する人は1か月間、席を固定して勤務。また、席と席の間隔を広く開けるなどのレイアウト変更も実施。
「在宅勤務手当」を新設。在宅勤務の従業員に対し、水道光熱費や通信費の補助として月額10,000円を支給。
「オフィスチェア譲渡の申し込み」受付開始。
 ∟ 就業環境整備の一環として、希望者にオフィスチェアを譲渡することが確定。※ 詳細は次の段落に記します。
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オフィスチェア約500台を従業員の自宅に配送!?

現在、コロプラでは社内におけるソーシャルディスタンスを確保するための大規模なレイアウト変更を進めています。それに伴い、オフィスにおける椅子の使用価値がなくなりますので、希望者に譲渡することにしました。会社は廃棄コストを払わずに済み、従業員は実費(配送費、梱包代、椅子のクリーニング代)のみでオフィスチェアを手に入れることができます。

対象はコロプラの従業員(正社員/契約社員/アソシエイト社員/アルバイト)で、現在、出社している人でも1人1台まで申し込みができます。ちなみに総務が機転を利かせて、チェアマットの購入・配送も一緒に申し込みできるようになっています。

椅子の種類は3つで、コロプラ社内でおなじみのエルゴヒューマン(ヘッドレストがあり、良い姿勢を保てます)、セイルチェア(アームレストが上下に調整でき、デザイナーに人気)、アルミナムチェア(サイズが小さめなので、家に馴染みやすそうですね)の中から選択でき、もし希望者が多かった場合は抽選になります。

在宅勤務が始まってから「集中して仕事をするために、疲れにくい椅子がほしい」という声が社内のあちこちで上がっていましたので、Slackでこのアナウンスがあったときはかなり盛り上がりました。
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エンターテインメント企業として、これからも変わらず、良質なエンターテインメントをお届けできるよう、万全の体制を整えていきますので、ご理解・ご協力のほど、お願い致します。

以上、2020年6月12日時点の最新情報とさせていただきます。

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