コロプラ 採用情報

働く環境を知る

彫刻から3DCGのゲーム制作へ 〜新卒研修リポ Vol.8〜

こんにちは! 2017年4月に入社した新卒デザイナーのアラリンと申します。弊社に入社する前は八王子にある美大に通い、人や感情をテーマに彫刻制作を行っていました。

スマートフォンゲームの制作会社でエントリーしたのはコロプラだけ

コロプラとの出会いには本当に縁を感じています。ソーシャルゲーム会社でエントリーしたのはコロプラだけでした。ポートフォリオの添削で大学へ行った日にたまたま企業合同説明会があり、参加しました。

この説明会は各企業に教室が割り当てられて行われる形式で、コロプラだけ教室に入った瞬間から他社と違いました。私が苦手な就活独特の緊張感は全くなく、普段は教授の声しか響かない教室に音楽が流れていました。そしてクマ(コロプラのコーポレートキャラクター)のぬいぐるみを持った人事らしき人が、学生と楽しそうに会話をしていたのです。

今まで私が参加していた説明会はどれも堅苦しいもので、それが普通だと思っていた私には衝撃的でした。とても遠い存在に思えていた人事の人が、私たちと同じ目線に立って話を聞き、ゲームの未来や夢を語ってくれたのです。「ここで働いてみたい!」と素直に思いました。

そのような流れでデザイナーとして入社した私が、コロプラの新卒研修についてリポートしたいと思います!

co_20170809_shinsotsu_kensyu_REPO_8_3.jpg

3DCGソフトを使った実技演習

入社式の翌日からビジネスマナー講座、役員の講話などを受けて、コロプラの研修施設「COLONY箱根」へ合宿に行きました。ここまでは全体研修ということで新卒社員103名が全員受けましたが、その後は職種別研修になりました。2D研修については同期のPさんが詳しく書いていますので、私は3D研修について詳しく書きたいと思います!

3Dの技術研修は、3DCGソフトのAutodesk Mayaの講習から始まりました。私は学生時代は主に土や樹脂、金属等の素材を使って彫刻を制作しており、デジタルソフトは就活の時期にZbrushを少し自習していた程度だったので、毎日が新鮮でした。

3DCGは扱っていてほんとに気持ちがよく楽しいです。
彫刻などのものづくりを経験したことがある人にはイメージしていただきやすいのではと思いますが、手が汚れない、重力と戦わずに済む、何より頭の中にあるイメージをすぐ空間の中に形にできることが本当に楽しいです。

モデリングでは自分のデフォルメキャラを作り、テクスチャを描きました。基本的な操作を教わった後に制作に入りましたが、実際に制作に入ると腕が思うように曲がらなかったり、テクスチャがイメージと違う場所に出てきてしまったりして、初めて新しい素材を使って彫刻制作した時のような感覚になりました。

続いて、3Dのアニメーション研修がありました。アニメーションは以前から興味がありましたが、研修で学ぶことができて本当に良かったと思っています。実技研修の中でも研修を受ける前と後とで一番イメージが変わったのがこの分野でした。
彫刻制作においても動きの一瞬を切り抜いて立体物として空間に存在させる勉強はたくさんしていましたが、3Dでキャラクターに動きを与えるということがこんなにも楽しいとは思っていませんでした。まさにキャラクターに命を吹き込んでいるような感覚になります。

たとえば研修の課題に、あるキャラクターを決められたコマ数の中でスタート地点からゴール地点まで動かすというものがありました。そのキャラクターは一頭身の尻尾が生えた動物で、ボールのように柔らかい動きができるようにセットアップされており、楽しくて時間を忘れてしまいそうでした。

「このキャラクターだったら、どういう面白い動きができるか」と考えて、いろんなイメージが湧いてくる中で、最終的にはゴール手前でキャラクターに回転をかけ、回転スピードが溜まったところで弾丸のように飛ぶアニメーションをつけ、ステージの枠を超えて一周回ってゴールするという作品にしました。

この作品で特にこだわったのは、3D空間の奥行きを使ってキャラクターを外周させ、ちょっと間の抜けたような表情が手前に来た時に、画面いっぱいに映るようにしたところです。その結果、みんなに笑ってもらえる面白いものが作れました。

彫刻で学んだ生物の動きの知識や経験が、思っていた以上に3Dアニメーションでも活かすことができた気がしています。この研修を通し、本当に心から楽しんで作れた作品は、見た人にも楽しんでもらえると実感することができました。

co_20170809_shinsotsu_kensyu_REPO_8_2.jpg

コロプラのメンター制度とは

先輩方は、学生時代ほとんどパソコンを触っていなかった私にもわかりやすく、丁寧にデジタルツールの使い方を教えてくれます。研修は全体を通して私たちのスキルが確実に上達するようなステップになっているので、日々成長を実感できます。

そして、なかでも一番お世話になるのがメンターです。
メンターとは、技術面から精神面まで、なんでも相談に乗ってくれる先輩社員です。私はメンターと毎週月曜、木曜の2日、30分間ずつ面談をしています。

年齢も業務内容も近しい先輩と定期的に話せる機会があるのは本当にありがたいと思っています。たとえば参考にしてきた資料を共有していただいたり、技術面でわからないことをまとめて相談したりできるので、とにかく心強いです。

私は新卒なので他社での業務経験はアルバイトしかありませんが、コロプラは先輩も役員もとてもやさしく、上下関係での壁もあまり無いと感じています。気さくな人が多いので本当にコミュニケーションが取りやすいです。

co_20170809_shinsotsu_kensyu_REPO_8_1.jpg

最後に、就職活動をしている方へ

私は就職活動を経験して、会社も一人の人間のようだと思いました。
一度会って話してみなければどんな人かわからないし、何か通じ合う物があったならそれは縁だと思います。

今、就職活動をしている方で、コロプラの社風はもちろん、研修内容や制度が自分に合いそうだなと思った方は是非一度弊社に足を運んでみてください!
きっと今持っている視野が広がり、明るくなると思います!

  1. 株式会社コロプラ
  2. 採用情報
  3. 働く環境を知る
  4. 彫刻から3DCGのゲーム制作へ 〜新卒研修リポ Vol.8〜