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圧倒的インドア人間が、箱根合宿で30km歩いて気づいたこと 〜新卒研修リポVol.7~

こんにちは、コロプラに総合職として新卒で入社したしょーじーです!大学時代は漫才やったりバンドやったりとステージ上で目立つことに精を出していました!

今回は僕たち新卒社員が入社してから受けた数ある研修プログラムの中でも最も印象深い、全体研修の締めとして行われた3泊4日の"箱根合宿研修"について詳しく書きたいと思います。

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新築ピカピカ! COLONY箱根とは

2017年4月某日、新卒社員103名はコロプラのオフィスがある恵比寿でバスに乗り込み、合宿会場となるCOLONY箱根へと向かいました。COLONY箱根とは、2017年4月に完成したコロプラグループの第2の開発拠点です。

到着した僕たちを待っていたのは、クリエイティビティを刺激するオシャレな施設でした。

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合言葉は「我が事(わがごと)感で変化を起こす」

新築の香りにテンションが上がったのも束の間、合宿研修が始まりました。

今年の新卒研修のテーマはずばり、「我が事感で変化を起こす」です。「我が事感」とは社内のどの部署でもよく使われている言葉で、自分の職種の域にとどまらず、あらゆる業務に対して真摯に向き合う姿勢や気持ちのあり方のことを指します。コロプラがより良いエンターテインメントを作っていくためには、全社員が一丸となって改善していく必要があるので、「我が事感」はとても大事です。たとえば「バックオフィスはゲーム開発に関係しない」といったことはなく、アイディアや意見を積極的に出し合い、みんなでゲームを面白くしていきます。

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というわけで、配属前に「我が事感」をしっかり理解するために、新卒社員が研修期間中に身につけるべき力として以下の4つが提示されました。

・自ら動く力
・他者を巻き込む力
・転んでも立ち上がる力
・やりきる力

この4つの力を意識した上で「過程に満足せず、全力を出し切ること」を合言葉のようにして様々な課題に取り組み、最も印象に残ったのが、合宿3日目に行われた30kmウォークラリーでした。

単に歩けばいいわけではない、箱根の山道30kmウォークラリー

合宿では、総合職・エンジニア・デザイナーなど、異なる職種が入り混じった7人前後のチームが組まれていました。そして、この30kmウォークラリーで、十数チームの中で最も成果にこだわり、成果を出すチームはどこか、が試されることとなりました。

ウォークラリーと言っても単に歩けばいいわけではなく、長距離を歩ききるために速度を調整したり、チームメンバー全員の体調面を管理したり、10kmごとに設けられたチェックポイントでのミッションをクリアしたりするなど、課題はいろいろとありました。

完歩時のタイムを早くしようとペースを早めれば、メンバーの誰かが体力的に離脱してしまうかもしれない。かといって遅いペースでは他のチームに負けてしまう。ただ闇雲に急げばいいだけの体力勝負ではないんです。ウォークラリーには体力に併せて戦略性も求められました。

歩けば歩くほど楽しくなってくる?
圧倒的インドア新卒の僕が30km歩いて気づいた3つのこと

小・中学校時代は吹奏楽部、高校は軽音楽部、大学も軽音サークルと常に屋根の下で生活してきた出不精の自分です。まさに圧倒的インドア人間。根性論のごとく30km歩くことに本当に意義があるのか、正直そう思っていました。しかし、合宿から数か月経った今では、足を動かし続けたあの1日には、新卒の僕たちに必要な要素が詰まっていたと断言できます。

1 "少しだけ背伸びした目標"を設定すること

ウォークラリーの前夜、成果にこだわった僕たちは、一人の離脱者も出さずに歩けるギリギリのペースを推定し、1kmごとの目標ラップタイムを設定しました。しかし実際に歩いてみると、本当にギリギリのペースを維持することになったので、1kmごとに「あのコンビニにあと2分以内に到着しなくちゃ」などと目先の目標に追われ続けました。しかし結果としてそれがいいタイムにつながり、成果に結びつきました。

もしこれが簡単に達成できるペースを設定していたら、「なんでこんなことやっているんだっけ」「疲れたから休憩しよう」などと余計なことを考え、足が止まっていたかもしれません。もしこれが早すぎるペースを設定していたら早々に達成を諦め、足が止まっていたかもしれません。

"少しだけ背伸びした目標"を設定したからこそ、開始前には意義を見出せなかった「30km歩かなければいけない」というシチュエーションの中でもモチベーションを維持し続けられたのだと思います。

ウォークラリーがそうであるように、本当は大きな意義があるにも関わらず、新卒ゆえの視野の狭さ、視座の低さから、取り組む前、取り組んでいる最中は一見、非合理的に思える仕事もきっとあるでしょう。そんな中で大切なことは、何より手を動かすこと。そのモチベーションを創出するためには"少しだけ背伸びした目標"を自ら設定することなのだと感じました。

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2 成果へのこだわりが築く、職種を超えたチームワーク

疲労がピークに達すると、不満やストレスを中にため込むようになり、普段は隠れていた弱い部分も垣間見えてくるものです。ついついネガティブな言葉を吐いてしまう人、イライラを態度に出してしまう人、視野が狭まり自分のことだけ考えてしまう人、様々な人がいます。僕たちのチームでは誰かがそんな状況になりチームによくない影響が出そうな時は、面と向かって互いに指摘し合おうと事前に約束していました。軋轢を生むことを恐れるあまり、気後れすることではありますが、成果のために、と決めました。
その約束のおかげか、まるで何年も一緒に過ごしたかのようにチームのメンバーと通じ合えました。

常に複数の職種が協力して仕事を進めるコロプラにおいては、よきチーム作りが重要です。目標を共有すること、そして成果への熱量をそろえることが、良きチームの礎だと気付きました。

3  共有する時間が特別な同期を育てる

「新卒で入った会社の同期は特別だ」そんな言葉を就活生時代から、多くの社会人の先輩の口から聞きました。「あの辛い中、30km歩き切ったんだ」という達成感を共有しているというだけで、同期への愛着が増している自分に気づいたとき、その言葉の意味が少しだけわかりました。共に苦しみ、共に喜ぶ、そんな経験が同期を徐々に特別な存在にしてくれるのかもしれません。

以上で僕のリポートは終わりです。
「我が事感をもって変化を起こす」新卒社員の今後の活躍にご期待ください!

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